『夢酔独言』 百一話 小吉の乱心
37歳の春、あまりに素行が悪いせいで、隠居した小吉。あとは麟太郎の出世を見守るばかり、と思っていましたが、頼みの綱の麟太郎の元主(もとあるじ)、初之丞様が亡くなられます。
がっくり落ち込む小吉…だったらまだよかったのですが、がっかりを通りこして、暴れだします。
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37歳の春、あまりに素行が悪いせいで、隠居した小吉。あとは麟太郎の出世を見守るばかり、と思っていましたが、頼みの綱の麟太郎の元主(もとあるじ)、初之丞様が亡くなられます。
がっくり落ち込む小吉…だったらまだよかったのですが、がっかりを通りこして、暴れだします。
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「改心するぐらいなら断食して死ぬ!息子のことは何分頼む」とゴネる小吉と、「いったん家に帰れ」という兄嫁の攻防の末、いったん家へ帰る小吉。しかし、いずれ迎えはやって来る…。
小吉と妻・信の(小吉隠居前の)、最後の会話です。
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36歳の夏、余りの素行の悪さに、小吉を檻に押し込めると決まったようです。
なぜか「檻へ入って断食して死ぬ!」と言い張る小吉と、「改心して檻へ入るのは許してもらえ」と説得する精一郎さん・お遊さん。
ここから「檻へ入る・入らない」の押し問答です。
『夢酔独言』原作のこのくだりは会話劇になっており、ほぼ原作通りです。
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素行を改めろと忠告されたのに、やっぱりケンカをしてしまった小吉。
36歳のある晩、実家の男谷家からお迎えが来て、行ってみると、みんな泣いている。話を聞くと、親戚一同相談のうえ、小吉を檻に入れることが決まったという…。
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いよいよ始まったドラマ『小吉の女房』。この記事では、ドラマの感想と、原案にもなった勝小吉の自伝『夢酔独言』目線での解説をします。
※ネタバレを含みます。
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ドラマを観ながら、リアルタイムで書きました。
前回、息子・麟太郎の出世のため、素行を改めるよう甥っ子(男谷精一郎)から釘を刺された小吉。
忠次郎に誘われ、浅草市へ出掛けます。混み合う中、侍にちょっかいを出され…。
サブタイトルが不穏過ぎるが、予想を裏切ることができるのか!?
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