マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

短信(更新が滞ってるのはたいがいデジタル関係作業のせいです)

    勝小吉自伝『夢酔独言』の作画・演出担当のはやおきです。

    このところブログの更新が滞り、「『小吉の女房2』の放送期間中だけ、サボってたんじゃないのかよ!」と思っていらっしゃる読者の皆様も多いかと思います。

 

 

 

    はやおきはここ5年ほど「デジタル作画技術を習得したいなぁ」と思いつつ我が心のハードルが高過ぎてまったく何もやっていませんでしたが、様々な要因が重なり、ここ半月ほど、にわかに具体的に、デジタル機械(パソコンまたはアイパッド)を入手しようという気になっています。

(ここまで打って思いましたが、一応デジタルでセリフ入力するという作業はしていました。ここ数ヶ月やってなかったので、忘れてた…)

 

    第一の要因は、1月に序編の製本をしましたが、ダウンロードして使うデジタル作画ソフトを、ケチって一番安いのにしたら、見開き編集機能がついてなく、これを気にソフトをグレードアップしてついでにハードの方も変えちゃおうと思ったことです。

    これについては、今後は製本は(自分でやるとスゲー大変なので)プロの方にお願いしようと思うのであんまり関係ない気もしますが、それを気にしだすと、最終的に「パソコン買い替えなくていいじゃん…」となるので考えないものとします。

 

    第二の要因は、十一話まで描いたところで初期の下手さが気になりだし、結局描き直すことにしたんですが、描き直した分から新しいパソコンで活字入力作業もしよう!と思ったことです。

 

    第三の要因は、トレース台(灯りがつく作業台。下から光をあてることで、絵を模写できる装置)を新しく買ったことです。

    というのも、古い方のトレース台を2日だか5日ぶりにスイッチを入れたらチカチカしたので、じーちゃん(祖父)に買ってもらった15年モノだけど買い換えるか!と思い、同じメーカーの商品を通販にて探しました。

    しかしメカ故かそこそこ高価なので迷っていたら、母親から「大多数が買っているような、定番主流の人気商品を選べ」と言われ、目から鱗が落ちました。

    はやおきは一度お世話になったメーカーとか商品に一生ついて行きたいタイプなので、そういう発想はなかったのです。

    そんで調べて、大多数が買っているような、定番主流のトレース台を買いました。

    このことで、「そもそもパソコンまたはアイパッドのどれを選んでいいかわからない問題」は、一定の判断基準を得て、グッとハードルが下がったのでした。

    ちなみに、新しいトレース台は、箱ごと太朗さん(我が猫)の寝床になっていて、まだ使っていません。元のやつが、意外とまだ元気なので…。

 

 

 

    そんなこんなで、「パソコン選ぶの怖くない!」と思い、アナログ原稿をスキャンして取り込んで…というのにUSBメモリーを使っていたため、USBメモリーを差す穴がないアイパッドは候補から消え、長年の「パソコンか?アイパッドか?」論争に終止符をうち、「新しいパソコン買おうと思うんだけど…」とデジタル関係に詳しい我が父親に意見を伺ったのですが、ここから歯車が狂いだすのであった…!

 

    「今は皆アイパッドで作業してるから(父親はまったく絵は描けないが、昨今のデジタル事情は把握しているようす)アイパッドを使えるようになれ」

    何だと…!?

    確かにアイパッドは主流だし、パソコンより安いっぽいからいいよなぁ…じゃあアイパッドで…

    「儂の要らなくなったアイパッドを初期化するから、それにスキャンしたデータを移してみろ」

    何だと…!?

 

    そんなミッションは無視してもよかったんですが、なにしろ父親はデジタル関係に詳しいですし、使えるようになってから仕入れる方が安心というもの。

    やってやるぜ…!

 

 

 

    あれから2週間ほど経ちましたが、アイパッドの初期設定をするのに1週間(基本設定は我がスマートフォンと同じにできるとアイパッドが言うのでそうしましたが、そうするにあたり我がスマートフォンのバックアップが驚異の92週間取れてなくて、それについて解決してたら)かかり、ここ1週間でスキャナーとアイパッドを連携させる段階に入っているのですが、「これが主流のやり方なのかよ!?」と思うほど、どの道筋が正解かも分からない状態で(そもそもアナログ原稿をスキャンしてデジタル作業というのが主流ではない)、「これならパソコンでいいじゃん!」とも思いましたが、何しろアイパッドはパソコンよりは安い(と思う)ので、使えるようにはなりたいと今のところ思っています。

 

 

 

    もし今月中に新しいデジタル作画体制が立ち上げられなければ、致し方ないので今までのノートパソコンで、十一話のセリフを入力して公開したいと思います。ペン入れは、十二話まで出来てるよ!