マンガで読める『夢酔独言』

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『夢酔独言』 一話 城を渡す息子と檻の中の父親

 『夢酔独言』  一話   城を渡す息子と檻の中の父親

 

 

 『夢酔独言』の一話目です。

 

『夢酔独言』については、こちらの記事をどうぞ。

 

musuidokugen.hatenablog.com

 

 マンガは2015年に描き始めて、その時の一話目もあったのですが、今見るとあんまりお粗末なので、2018年、ブログを始めるにあたって描き直しました。

 

  

 

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 この一話冒頭は、『氷川清話』のこの一節を元にしています。

 

 当日おれは、羽織袴で馬に騎(の)つて、従者を一人つれたばかりで、薩摩屋敷へ出掛けた。まづ一室へ案内せられて、しばらく待つて居ると、西郷は庭の方から、古洋服に薩摩風の引つ切り下駄をはいて、例の熊次郎といふ忠僕を従へ、平気な顔で出て来て、これは実に遅刻しまして失礼、と挨拶しながら座敷に通つた。その様子は、少しも一大事を前に控へたものとは思はれなかつた。

  海舟は、他のだいたいの人については小馬鹿にしている感じなんですが、西郷隆盛だけは買っていたようです。

 また、西郷の見た目について、

 西郷といふと、キツさうな貌(かお)をして居たやうに書かぬと人が信じないから、あゝ書くがね、ごく優しい顔だつたよ。アハハなどと笑つてネ、温和(おとな)しい人だつたよ。

 

 あとの、小吉のシーンは中盤ぐらいから引っぱってきたものですが、だいたい原作通りです。

 

  二話に続きます。原作では物語は小吉が生まれるところから始まっていて、次の5歳の時の話が、最初のエピソードになります。

musuidokugen.hatenablog.com

 

 


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