マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

2023年は勝海舟の生誕200周年だ!『夢酔独言』もよろしくね!

  「はじめに」からの続きです。

musuidokugen.hatenablog.com

 ・『夢酔独言』をマンガ化したよ

 

 2015年のとある金曜日に『夢酔独言』を読んでその面白さに衝撃を受けたわたしは、「そうだ、マンガ化しよう!」と思い立ち、土曜日、描き始めました。

 で、『夢酔独言』をマンガ化して、どうしたいのか?

 

 

『夢酔独言』マンガ化の目的

 

 自分が描き始めて「いやー、実はすでに完全マンガ化した素晴らしいクオリティのがあるよ!」と分かったら心が折れてしまうのでその辺の事情は調べてないんですが、『夢酔独言』をもとに、あるいは参照にした小説は多少はあるのですが、原作に沿ってマンガにした作品はまだありません。原作も、『徒然草』とかに比べたら全然マイナーです。

 

 だから、『夢酔独言』を自分のマンガでメジャーにしたい!というのが、目標であり目的です。

 これに主人公の息子を利用しない手はありません。何しろ、教科書に載るほどの有名な息子、勝海舟

 ちょっと調べると、2023年は勝海舟の生誕200周年です。

 2018年が明治維新150周年で、NHK大河ドラマ西郷どん(いまだに「せごどん」と大河がらみ以外で誰か言っているのを聞いたことがない) が始まった新年からずっとあっちこっちで西郷隆盛のことを宣伝しているからには、2023年には、勝海舟で同じことが起こるに違いないぜ!これに便乗だ!

 

衝撃の事実(であい)

 

 ここまでしきりに「マンガ化」と言っていますが、体裁は、コピー用紙半分折りにシャーペン書きという、いわゆるネームです。…だって全部で約1400ページもあるんだもの、ちゃんとペン入れしてたら、今ごろ200ページぐらいしか描けてません。

 それでもゆくゆくはペン入れして、何かしらの形で発表出来たら…という感じで、せっせと描いておりました。

 ところが。

 2018年8月12日の徳島新聞に、『夢酔独言』の紹介記事が!

 しかもドラマ化って!

 タイトルは『小吉の女房』。

 …ギリギリセーフです。主人公は、小吉の妻、信(のぶ)のようでした。というか、調べてみたら、5月の時点で発表があったのか…知らなかった…。

↓こちらがNHKの告知ページです。

山本むつみオリジナル脚本!英雄・勝 海舟を育てた型破りな夫婦の物語 BS時代劇「小吉の女房」 |NHK_PR|NHKオンライン

 

 この時点で、マンガ版『夢酔独言』は1300ページあたりまで描いていて、どういうわけか途中で史実上の間違いをしていたので、それを直して残りを書けばネームは完成、という段階でした。

 

そういうわけで、「マンガで読める『夢酔独言』」始まります。

 『小吉の女房』は、2019年1月11日放送開始です。

 小吉の妻・信の資料は少ないので、その多数を『夢酔独言』に依ること予想され、マンガ版を後出しすると、世間的には、「ドラマをパクった!」みたいになってしまいます。

 そこで、このブログでは、1月11日までに、全140話1410ページを読めるように、どさっと載せていく予定です。(※記事作成現在、132話まで完成しています)

 ドラマの信は明るい性格らしいですが、こちらの信はまた違った性格なので、その辺りの違いも、お楽しみくださいませ。

 

 よろしくお願いいたします。

 

  

 

 


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