マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『夢酔独言』 百三十六話 西洋の匂い

『夢酔独言』 百三十六話 西洋の匂い 天保十三年(西暦1842)、勝麟太郎、20歳。 剣術の師匠・島田虎之助から蘭学を勧められた麟太郎。江戸の蘭学者・箕作阮甫(みつくりげんぽ)先生に弟子入りを申し込ますが、あっさり断られます。 次に麟太郎が訪ね…

和柄コレクション 牡丹(ボタン)

牡丹は中国原産の花で、聖武天皇の時代に渡来したと言われ、古くは『枕草子』に名前が登場します。庶民の園芸用として普及したのは江戸時代で、それまでは主に貴族や寺院によって栽培されてきました。 もともとは薬用として輸入されましたが、花の美しさから…

『夢酔独言』 百三十五話 剣術の世の終わり

『夢酔独言』 百三十五話 剣術の世の終わり 天保九年(西暦1938)、春。 息子・麟太郎の出世のために隠居したのに、出世のあてがなくなって、落胆する小吉。麟太郎は剣術修行を始めます。 はじめ麟太郎は親類の男谷精一郎に弟子入りを願い出ていたのです…