マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

マンガ『夢酔独言』 二十三話「またまた逃亡」 1~6ページ

    ペン入れ&セリフ入力ができ次第、順次公開していきます。全ページ公開できたら、解説文を付け加えます。

 あらかじめ原作の該当箇所を文章で打っておきますが、ネタバレをこうむりたくない方は、読まないようにしてください。

 

 

 

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 娘へ機嫌を取り、引き解きの着物(袷の着物の綿を抜いたもの)の継ぎだらけなを一つもらいて、閏八月の二日、銭三百文戸棚にあるを盗んで、飯をたくさん弁当へ詰めて、

「浜へ行く」

と言って、夜八つ(午前2時頃)時分起きて喜平次が家を逃げ出して、江戸へその日の晩の八つ頃に来たが、あやにく空は暗し、鈴が森にて犬が出て取り巻いた故、一生懸命大声をあげてわめくと、番人乞食が犬を追い散らしてくれた故、高輪の漁師町の裏に入りて、海苔獲り船があったから、それをひっくり返して、その下に寝たが、あんまりくたびれたせいか、あくる日、日が昇っても寝ていたから、.…

※はやおきによる現代仮名遣いで引用