マンガで読める『夢酔独言』

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『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

『夢酔独言』 百四十七話 信と小吉

『夢酔独言』 百四十七話 信と小吉

 

 慶応四年(西暦1868)、夢酔(勝小吉)が『夢酔独言』を執筆してから25年後。

 徳川幕府は瓦解し、時代は明治へ移り変わろうとしていました。勝麟太郎は、妻と母妹を混乱状態の江戸から駿河へのがれさせることを決めます。麟太郎の勝手さを責める妻の民。そのとき、母・信は…。

 

 

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2020年1月に描いた絵

 「マンガで読める『夢酔独言』」をご覧いただいている皆様、明けましておめでとうございます。

 

 はやおきは現在、マンガ『夢酔独言』の一話目を清書中です。清書開始前にめちゃくちゃブルーになったり、描き始め早々舞台背景を間違えて描き直ししたり、そもそも年末年始の冬休みに一話目清書完了の予定が全然終わってなかったりしますが、ともかく鋭意制作中です。

 

 そんな中で、どういうわけか描いた1枚絵をここに載せます。というか、ここに何かしら載せないと、ブログ上でははやおきは何もしていないことに…。

 随時更新。新しい絵が、上に来ます。

 

 

 


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  久しぶりに、まともにペン入れした小吉。

 時代が令和になっても、作者は何か困ったら小吉にベロ出しをさせるようです。

 

 

 

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 『赤毛のアン』より、物語冒頭で迎えを待つアンです。

 何故赤毛のアンかというと、『夢酔独言』一話目の清書で座敷牢ばっかり描いてたので、全然違う、かわいい女の子とかを描きたくなったからです。

…何で『赤毛のアン』だ…。令和の時代にあまりない選択…。

 はやおきは『赤毛のアン』も好きです。お茶会の事細かなメニューの描写とか。 

 

 

 

時代劇漫画の描き方(自分用メモ)

 2019年の冬休み、いよいよ超面白いマンガ『夢酔独言』のペン入れを開始した『夢酔独言』専門漫画家のはやおきです。

 

 この記事は、今までテキトウに描いていた時代劇作画についてのあれこれを調べ、ついでにブログのネタにすることで、皆様に還元しようという企画です。あくまではやおき調べなので、「何か描いてるな~」程度に捉えてくださいませ。

 

 随時更新。新しいのが上に来ます。

 

 

 ・日本髪

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  幕末・明治時代の写真を見て描いてはいるものの、構造はまったく分かっちゃいなかったので、描き方本も見て勉強しました。とはいえ、細部はやっぱり分からんなぁ…。

 今回分かったのは、お団子部分の処理です。

 

 

 

・羽織の紐の結び方 


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 幕末・明治時代の写真を見るに、羽織の紐は、蝶結びではありません。2本の紐をひとまとめにして、輪をつくって結んでいます。

 荷紐で実際結んでみましたが、白くて全然分からないので、線画も描きました。はやおきが左利きのため、結び目が通常と違っているかもしれません。

 写真は我らが息子、勝海舟(『勝海舟関係写真集』より)です。

 

 

 

 ・袴

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  意外にも、1500ページも時代劇漫画を描いておいて、1回もちゃんと調べなかった袴の構造。だって難しそうなんだもの。とはいえ、清書するのに知らないままでは困るので、この度調べました。

 まずは幕末・明治時代の写真から、当時の袴をスケッチ。それから着物の描き方本で、構造を確認しました。

 袴ってスカートみたいな形で中に区切りがあると思ってたんですが、ズボンみたいに二股に分かれてるんですね。で、フロントには5つのヒダがある。そんで、動かすとシワが伸びて…あとは図にした通りです。

 3枚目は、それらを踏まえて描いたものです。それっぽくなったでしょう?

 袴には両サイドにスリットがあって(そこは知ってるので詳しく図解してないですが…)、ポケットみたいに手を入れてる人も、資料写真の中に何人かいました。

 

 

 

 ・馬

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  『夢酔独言』で馬と言えば、小吉の好きな動物であり乗り物。八話目でメインで登場するのですが、その時はいい感じに描けず不満でした。

 一話目の冒頭にもちょっと登場するしということで、骨格とか筋肉とか馬具の具合を調べました…が、一話目には足元3センチぐらいの全身図お尻しか映らない…まぁいいか…。

 馬具の詳細は結構あやふやです。のめり込んでずっと調べてたので、これ以上馬具に頭を使ったら、脳みそがバグりそうだったので。

 浮世絵とかでは、現代のサラブレッドと同じようにスラっと描かれていますが、実際は小さくてずんぐりとした体形だったようです。

 


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↑こちらは勉強したのを踏まえて描いた絵です。右側は、2ヶ月前に描いたもの。

 

 

2019年12月に描いた絵

 2019年12月に描いた、ペン入れした絵です。

 随時更新。

 新しい絵が、上に来ます。

 

 

 

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  クリスマスだから、クリスマスの絵です。実は、去年描いた落書きを清書しただけだったりしますが…。

 はやおきはクリスマスの翌日から冬休みなので、いよいよ『夢酔独言』の一話目をペン入れしよう…と息巻いておりましたが、今年の車検にどえらい出費をしてしまったのとか、ネームを約1500ページも書いてそれをペン入れしてどーすんだ、1円にもならないのに…そもそも誰か見てくれるのか?とか急にネガティブがフル作動してしまい、やる気がやヴぁい状態です。冬のせいですかね?

 それはともかく、精神ガタガタでもこれくらいは描けるので、明日から頑張ります。

 

 

 

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  小吉の三分の二身図。

 人体デッサンの本を仕入れたので、もの珍しがって本を見ながら描きました。細部が不自然とは思いますが、生温かい目で見てくださいませ。

 江戸時代の剣術・ケンカが達者な人なので、実際こんな感じだったでしょう。

 

 

 

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 斜めアングルの小吉。

 頭蓋骨の感じだけ何となくわかって描いてるけど、耳はまだ未学習です。

 

 


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 鼻をほじりながらケツを掻く小吉。

 肘を曲げたときの袖の感じがようやくわかってきたけど、デッサン本とは全然関係ないです。

 

 


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 事あるごとに「良い良い」と聞いいていて本屋さんで見かけたので、『モルフォ人体デッサン』という本を仕入れて、それを参考に描いてみました。

 描き終わった直後は「おぉー、何か違うな!」と思いましたが、一日経ったら、いつもの小吉という気もします。

  ウインクしてベロ出してるのは、はやおきが真顔書くの苦手だからです。 

 

 

 

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  マンガ『夢酔独言』百四十七話予告絵。

 勝小吉・信夫妻。

 『夢酔独言』には二人が仲良しだった描写は一切無いので、これは妄想図です。

 

 

 

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  高野長英さん。マンガと全然顔が違いますが、開発中の画像と捉えてください。

 弾圧に遭って亡くなったことや肖像画のイメージで、儚げな人物像を思い描いていましたが、医学・蘭学を精力的に学び、発信し(捕まってからも)、脱獄して逃亡生活をしつつ夜中に麟太郎に会いに来るエピソードを見るに、エネルギッシュで、ちょっと前のめり気味のキャラクターのように思えてきたので、そのへんをデザインに反映させました。

 

 

 

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  マンガ『夢酔独言』百四十六話予告絵。

 小吉を焼いた煙、空へ昇る。

 煙の描写は難しいです。

 手抜きとか言わない。

 

 

 

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 登場人物の顔確認のために描いた絵。精一郎さん。

 男前の設定だが、果たしてそのように描けているか不明。


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 登場人物の顔確認のために描いた絵。忠次郎。

 初めて描いてから年月が経ったのでいい感じになっているのを期待したが、特に変わり映え無しでした。


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  登場人物の顔確認のために描いた絵。源兵衛さん。

 前に描いたのは約3年前ですが、より思い描いていたのに近く描けました。

 モミアゲの形間違えた。

 

 

 

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  小吉と、息子・麟太郎。麟太郎、イヤそうな顔。

 

 


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  座る小吉、下から見た図。多分右足の位置がおかしいですが、まぁいいや。雲の上とかに座ったら、足もここにくるかもしれないし。

 

 

 

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  どっかのお茶屋さんの外壁かなんかにもたれる小吉。風が吹いて、葉っぱやら何やらが降ってくる。

 縁頭(ふちがしら、刀の柄のカバー)のデザインは北斗七星です。

 思い出したようにちゃんと描くシリーズ。とても体力を奪われました。

 

 

 

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  走っている小吉。段差を飛び越えたところ。右手に持っているのは十手(じって)です。

 周りにあるホニャホニャ(エンピツ書きのやつ)は気にしないでください。

 はやおきはアクションを描くのが大好きなんです。

 

 

 

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  14歳、1度目の家出時代の小吉(2度目があります)。

 襦袢に縄を帯代わりにして、腰には刀の代わりに柄杓を差しています。こんな格好なのは、家で序盤で身ぐるみはがされたからです。実際は普通の着物と変わらない形の襦袢だったでしょうが、主人公と判りやすいように、こんなミニ丈です。

 ラフな下書きに、そのままペン入れしました。いつもはここから微調整しまくるのですが、細部をいじるうちに全体のバランスが崩れるのが常なので面倒臭くなっちゃって…。

 

 

 

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  増税前に滑り込みで仕入れたスキャン機械をようやくセッティングして、スキャンしました。説明書通りにやったら出来ました。説明書すごい。

 家出中の少年小吉、東海道のどこかにて。洗ってない手でおむすび食べ中。

 はやおきは木やら山道だけは得意なんです。他の物の描写に落差が発生しそうで怖い。

 

 

 

『夢酔独言』 百四十七話 信と小吉

『夢酔独言』 百四十七話 信と小吉

 

 慶応四年(西暦1868)、夢酔(勝小吉)が『夢酔独言』を執筆してから25年後。

 徳川幕府は瓦解し、時代は明治へ移り変わろうとしていました。勝麟太郎は、妻と母妹を混乱状態の江戸から駿河へのがれさせることを決めます。麟太郎の勝手さを責める妻の民。そのとき、母・信は…。

 

 

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『夢酔独言』 百四十六話 日本の行く末

『夢酔独言』 百四十六話 日本の行く末

 

  嘉永三年(西暦1850)九月四日、夢酔(勝小吉)死去。その喪も明けぬうちに、麟太郎の元を、脱獄中の蘭学者高野長英が訪ねます。二人は日本の行く末について語り合います。

 

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佐久間象山先生

※このページはカラーイラスト収納場所です。

 

 

 

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 佐久間象山先生(2019,12,10)

  幕末の儒学者。おヒゲがトレードマーク。勝海舟の師匠らしいが、海舟の回顧トークからは尊敬の念があんまり感じられないでお馴染み。

 マンガではキャラ付けのため髪はツートンで、マゲにはおリボンが付いています。

 

 

 

 

 ※続きは、過去の一枚絵です 。

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2019年11月に描いた絵

2019年11月に描いた、ペン入れした絵です。随時更新。新しい絵が上に来ます。

 

 

 


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 幕末・明治時代の日本を撮影した写真家、F・ベアトの写真集より、飯山の橋を歩く小吉です。縮尺やら遠近法は、多少ムチャクチャだけど気にしないでください。

 もっと思い切りよく白黒コントラストをつけたらいいでしょう。

 地面に根っこモリモリ。

 

 

 

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  切り干し大根みたいな髪の描き方を、ほどいた髪でやってみたかっただけの絵。

 前に同じような髪型を描いたけど気に入らなかったので、リベンジです。

 

 

 

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 髪の毛の絵その3。島田虎之助さん。トラ頭が描きたかっただけ。

 いかにもペンで描きました、て感じで好きです。

 

 


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 髪の毛の絵その2。信。

 上手くもないですが、線を重ねれば、それなりに見えるものだなぁ。

 

 


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  ふと「髪の毛を描こう!」と思い立って描いた絵その1。小吉。

 ワイルドな髪。一ヶ月ぐらい洗ってなさそう。切り干し大根にも見える。

 

 

 

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  実家のテレビ(はやおき宅にはテレビが無い)にて、フェルメールの特集番組を観ながら描いた絵です。

 西洋風なポーズ&タッチのつもり。

 はやおきはとても影響を受けやすいのです。

 もうちょっと、下半身を大きく描いてあげればよかったです。

 

 

 

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  マンガ『夢酔独言』百四十五話の予告絵です。

 佐久間象山を訪ね、ある書を見る麟太郎。

 一方、小吉は鶯谷庵で、嘉永三年(西暦1850)9月4日を迎えます。

 

 

 

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  ピザを食べる小吉。

 11月20日がピザの日だったので描きました。言うまでもなくフィクションです。

 江戸時代にピザがあったら、何と呼ばれていたでしょう…「皮座」とかかな…。あるいは、「膝餅」「膝煎餅」とか呼ばれてそう。

 着物は杵(きね)模様です。パンは、広く見れば餅の仲間なので。

 

 

 

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  おまけ。手拭いの被り様。それっぽく描いていますが、向う側がどうなってるか知りません(調べろ)。

 現代の露出狂なら裸にコート(マンガ等で得た情報)だけど、江戸時代なら裸にこんな感じで、手拭い巻いてんのかしらとか思いました。どうでもいいですね。

 

 


f:id:hayaoki6:20191115230206j:image  模写した絵より、同じ着こなしの小吉です。小吉と着ている着物は実写寄りに、持ってる布と着物の模様は浮世絵風にしてみました。模写により布の描き方を何となくちょっと理解したので、喜んで布を描いてます。

 

 

 


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 10月の毎日お題が降り注ぐ月間が終わって、お題が無いと半ば描けない体になっていたので、何を思ったか模写をしました。

    『童謠妙々車』より。

 とりあえず1枚描いた(真ん中)のですが、「ぐえ~、こんなん構図とポーズ真似てるだけじゃないか!気迫で元絵に負ける!!」などと訳の分からん追い詰められ方をし、描き直したのが右の絵です。
 

 

 

 

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  マンガ『夢酔独言』百四十四話予告絵。

 『ヅフ・ハルマ』のイメージ絵です。

 袴の塗りとか字が下手クソだけど気にしないでください。アルファベットで書いてある部分もおおむねテキトウなので、やはり気にしないでください。

 

 


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  永井青崖(ながいせいがい)先生全身図。

 永井先生の、脇役っぽいけど特徴的な顔が作者として好きです。

 羽織がオシャレ。普段からいい服を着ている(という設定)。

 

 

 

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  ココアを飲む小吉。11月7日がココアの日で、はやおきがココアが好きだったので描きました。多分、この時代にココアはありません。

 小吉が持っているのは、江戸元禄期に作られた古伊万里カップ&ソーサー。輸出用に作られました。

 羽織は鍋島更紗。柄が豪華すぎて、殿様っぽくなってしまった。更紗は木綿なので、貴重品ですがキンキラキンではないです。

 努めて綺麗な線で描きました。

 

 


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  遅れて来たハロウィンの絵。

 娘にハロウィンの仮装をせがまれ、しぶしぶ顔にドクロを塗られる小吉。カメラを向けられて、「おれはこんなことやりたくねえ」顔。

 …もっとオシャレな感じにしたかったのだけども、何だかグロくなってしまった…。

 

 

 

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  10月描いた下書きを、ペン入れしたものです。

 何で服着てないんだ?そのポーズは何だ?特に意味は無いです。着物ってやさしい衣類なので、ハードな画には不釣り合いだったりします。ということにしておこう。

 当初はベタ塗りで背景を潰す予定でしたが、インクがもったいないので、途中で鳥さんの群れに変更しました。手間がバカみたいにかかりました。その代わり、画面のオシャレ度がましました。結果オーライ。

 

 

 

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  イギリスのロックバンドQueenについてのどうでもいい漫画。このような新曲は実在しません。

 はやおきは映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てからのにわかファンです。

 この紙をスキャンする時、どういう訳か紙が右往左往して、端っこがグシャグシャになったけど何とかスキャン出来ました。