マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

2019年9月に描いた絵

 今まで、一ヶ月分の描いた絵で、特にペン入れした絵をブログにてまとめて公開してきましたが、「別に一ヶ月分溜まるまで取っとかなくてもいいじゃないか…」という思いに至ったので、描いたそのつど、更新していくことにしました。

 モノクロの絵の収納場所です。

 新しい絵が、上に来ます。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190918225706j:image

 小吉の実家である男谷家の用人・利平次。

 この絵はだいぶおじいさんですが、漫画ではもうちょっと若くします。予定。

 

 


f:id:hayaoki6:20190918225710j:image

 麟太郎の蘭学の先生の一人、都甲斧太郎先生。

 漫画では厳格な人ですが、お茶目な表情をしてもらいました。

 

 


f:id:hayaoki6:20190918225700j:image

 『夢酔独言』の老人といえば、小吉のお姑さん。

 小吉目線の、ガミガミやかましいイメージ図です。

 

 


f:id:hayaoki6:20190918225714j:image

  小吉が17、8歳の時に通っていた四谷伊賀町の武辺者・平山行蔵先生。

 無精髭生やしてる設定なのを、描いている途中で思い出しました。

 ここから4枚、なぜか敬老の日の翌日に描いた『夢酔独言』のおじいちゃんおばあちゃんの絵です。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190917225804j:image

  カスタム笠をかぶった小吉。編み笠に、紙と漆でデコレーションしました。フロントに鎖のスダレ付き。

 漫画に登場する予定はありません。激しく動いたら、鎖がバシバシ顔に当たって痛そう。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190916162223j:image

  吉原仮宅での大ゲンカ中の小吉。細部が汚いですが、立ち姿は理想に近いです。

 ダサいかと思われたガイコツ柄の襦袢は、ペン入れしてみると悪くないです。ただ、前身頃に背骨は見えてない方がいいかもしれません。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190913225253j:image

 小吉の加持祈祷の師匠・殿村南平さん。すごく漫画チックなキャラクター造形です。

 黒い服の塗り具合がド下手なのは、黒い服を塗るのが初めてだからです。そのうち上手くなるでしょう。

 

 


f:id:hayaoki6:20190913225250j:image

 小吉の友達で戯作者の柳亭種彦(高屋彦四郎)さん。

前日描いた人相が気に入らなかったので、描き直しました。こちらの顔の方が、イメージに近いです。

ふと我に返ると、手がデカ過ぎということに気付きました。遠近法、遠近法!

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190911225258j:image

 百四十一話に登場予定の、渋田利右衛門さん。この顔になりました。

 渋田さんが麟太郎とどれくらい差があったのか謎のまま描いてましたが、調べたら5歳程度しか違わなかったみたいです。

 武士の髪型しか描いてこなかったので、町人の髪型の毛流れが全然わかっていません。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190911225250j:image

  小吉の友達、柳亭種彦(高屋彦四郎)さん。何か気が向いたので、初めてちゃんと描きました…って顔がイメージと全然違う。誰だこれ。

 チャームポイントのマツゲが、悪代官感を出してしまっている…。代官でもないのに…。小説家だよ…。

 描き直します。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190910222526j:image

 Oh,no!のポーズ。

 描きにくさに流されてここ数枚雑になっていたので、ちゃんと描きました。

 

 


f:id:hayaoki6:20190910222531j:image

 小吉の妻・信。

 頭の中ではもっとかわいいです。あと、髪型もいまいち描けてない。

 

 


f:id:hayaoki6:20190910222520j:image

 仰向けの小吉。天保の改革で、謹慎を食らっている頃の。

 実は2コ前の絵からペン先が新しくなっていて(新しいと硬くて描きにくい)、描きにくさにぐげーってなっています。

 

 


f:id:hayaoki6:20190910222523j:image

  走る小吉。小吉が18歳の時、信州追分での1コマ。

 駕籠に乗っていた小吉は列に紛れた賊を追いかけますが、足元はどうしたんでしょう。まさか山道をハダシで駆けたということはないと思いますが、草鞋を急いで履いたんでしょうか。

 脚を見せたくて袴をめくらせましたが、よく考えたら袴の下、着物着てるんだった…。

 

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190905232126j:image

 太平洋を往く勝海舟。背景の雲が描きたくて描いた絵。

 上半身をほぼ描いた時点で気付いて刀を描き加えたので、なんだか妙に。

 もっと丁寧に描きましょう。

 

 


f:id:hayaoki6:20190905232129j:image

  ほぼ実話です。

 コミュニケーション能力が欠落しているので、対人関係で何か失敗しないか、たまに「あ~怖い怖い!」ってなります。どうにもならないので、すぐ忘れますが。

 ゴキさんやナメさんは怖くないです。後で手を洗えば、こっちのものです。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190904214436j:image

  9月4日(旧暦)は、勝海舟の父親で『夢酔独言』の作者・勝小吉の命日です。

 1802生1850没、享年49歳。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190903232609j:image

 百四十一話に登場予定(9月3日現在)の、渋田利右衛門さん。小吉の息子・麟太郎が知り合う函館商人です。

 全体のバランスが、ちょっと妙になってしまった。

 明治時代以前に、函館で商売している人いたんだ?と思いましたが、絵双紙なんかで町人階級っぽいひとがアトゥシ(アイヌの民族衣装)を着てたりするし、けっこう取り引きルートはあったのかしら、と思ったり。

 麟太郎曰く、「色白で痩せ形で、婦人のよう」だったそう。

 開発中の絵なので、漫画に登場する頃には、顔が変わってるかもしれません。

 

 


f:id:hayaoki6:20190903232605j:image

  飼い猫が人語を理解しているという、飼い主にありがちな思い込みのお話です。

 他にも、「ぺい(あっち行け)」も理解しています。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190902223341j:image

 上から見た小吉。

 ゴマカシゴマカシ、それらしく見える程度に描いています。右手が、都合の悪い部位をだいたい隠してくれています。

 小吉くん人形(アングル確認のために作った小吉の頭部模型)が大活躍。

 漫画のためのペン入れ練習とはいえ、小吉しか描いてなくて怖くなりました。3日に一回ぐらい、怖くなります。

 

 


f:id:hayaoki6:20190902223344j:image

 集合写真風。

 左から、小吉、精一郎さん、忠次郎。

 幕末に撮影された、若い武士の人たちがラフなポーズをとっている写真が好きなので、それ風に。若干気取っている感じなのがいいのです。

 シャーペン書き。

 

 


f:id:hayaoki6:20190902223348j:image

  ご飯を食べている小吉。カメラを意識しつつ。

 物を食べている図が好きです。

 完成間近になって、足の左右を間違えているのに気づいて、なんとかごまかそうとした跡アリ。

 

 

 

和柄コレクション 菊の和柄

和柄コレクション 菊の和柄

 

 菊は中国原産の花で、平安時代頃、薬用・観賞用として日本に伝来しました。

 菊のモチーフとして最も有名なのは、天室の家紋でしょう。これは、鎌倉時代後鳥羽上皇がその形を気に入って決めたもので、こんにちまで受け継がれています(菊花紋といい、花びらは前に16枚、後ろに16枚の系32枚です)。

 園芸用として庶民の間に広まったのは江戸時代。たくさんの品種と、それにちなんだ模様が生まれました。

 菊の模様の意味は、中国で不老不死の薬とされていたこともあり、「長寿」「無病息災」「邪気を払う」などです。

 9月9日は五節句のひとつ重陽で(「陽」の数=奇数=九が重なるので「重陽」)、大きな陽の数「九」が重なる不吉な日に邪気を払うため、不老長寿の効能があるとされた菊を飾り、愛でました。

 また、斧、琴、菊「よきこときく」といい、おめでたい組み合わせです。

 

 

 

・型染木綿、菊に唐草

 

f:id:hayaoki6:20190909121813j:image

オーソドックスな菊の模様ですが、斑点入りの唐草が、歯車とか自転車チェーンに見えてクール。…誰がそんな見方をしろと言ったんだ。

 

 

 

続きを読む

ペン入れ練習:2019年8月

 

ペン入れ練習:2019年8月

 

 ペン入れ練習として描いた一枚絵+1ページ漫画計17枚です。

 1枚ずつのクオリティは上がってはいるものの、毎日1枚描いてるつもりでいるのに、20枚もないのはなぜなんだ…。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190901193349j:image

 『夢酔独言』に別に何の関係もないお嬢さん2人。

 なるべくナマナマしくなるよう、心掛けました。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193301j:image

 勝麟太郎、惣髪の図。

 ちょっと前の嵐の中の麟太郎図で前髪をつくったらいい感じに見えたので、あらためて描きました。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193324j:image

 鼻をほじる小吉。

 もともとこのポーズが、小吉の決めポーズのつもりでした。どんな主人公だよ…。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193258j:image

 なぜか連続で、鼻周りをいじる小吉。こちらは「亀松(小吉の幼名)」時代。

 全体が水色で、肩のあたりが松皮菱の白抜き・袖と裾が流水に亀模様の、「亀松」柄の特注の子供着です。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193308j:image

 家の前にて、小吉の妻・信。

 珍しく、着物の模様をちゃんと描きました。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193354j:image

 マンガ『夢酔独言』百三十九話の予告絵。

 こちらは、麟太郎の妻・民さん。

 眉毛を剃ると、信とあんまり区別がつかんな…。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193400j:image

 麟太郎の妹・順。最初期に描いた全身図。

 この後、漫画では、前髪をちょっと垂らしたデザインに変更されています。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193334j:image

 小吉のオーソドックスな横顔。

 多分、いい構図が思い浮かばなかったので横顔を描いた気がします。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193330j:image

 泣く小吉。

 これも、何となく描いた。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193320j:image

 西洋風な模様の着物を着た小吉。

 着物の柄、ポーズ、表情すべて粋がった、小吉らしい図。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193311j:image

 ウチの猫がかわいい、というだけの漫画。

 自画像がうちの猫だから、飼い主と飼い猫が同じ姿というムチャクチャなことになってる。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193344j:image

 小吉の表情やらポーズを毎回凝っていたところ、ふと我に返って「何か怖っ」と思ったので描いた真顔です。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193342j:image

 こちらは始終鏡を見ながら描いた小吉の顔。

 やっぱり実物を見ながら描くと違いますね、っていうかこれ小吉じゃなくてはやおきの顔ですね…という絵。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193305j:image

 片膝立てて座る小吉。

 写実的に描く精神のなごりです。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193253j:image

 家出最中の、14歳の小吉。 

 顎の下を拭っているのは、ちょうどその頃、はやおきもそこがあせも気味だったからです。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193315j:image

 舌を出す小吉。

 鏡を見ながら描くとリアルに描けるという、至極当然の効果に味をしめて描きました。結果、なんだかよく分からん微妙な表情に…。

 どうせフィクションなんだから、舌はもっとドーンと出せばよかったのだ。

 

 


f:id:hayaoki6:20190901193357j:image

  漫画『夢酔独言』百四十話の予告絵。

 3年間愛用していたペン先がお亡くなりになってしまい、細い線しか描けなくなっていたので、代わりに筆で描きました。

 センターは小吉の孫・夢ちゃん。漫画本編でさんざん描いた末の予告絵なので、ちょっと上手くなっています。

 

 

 

 …えー、今まで描いてきたペン入れをまとめて記事にしてきた訳なんですけども、せっかくほぼ毎日描いてるのに、出すのが月イチではブログが賑わわんぞ…ということにようやく気が付いたので、9月から、毎日とはいかなくとも、ちょくちょく随時更新しようかと思います。

 

 Twitterでは毎日有象無象の落書きやら消しゴムはんこで捺した和柄やら、たまに素敵な明治時代前後の型染木綿やら江戸中期の素敵古伊万里やら、ごくたまには家の猫の画像が見られますので、よろしくどうぞですm(_ _)m

 

twitter.com

 

 

 

『夢酔独言』 百四十話 娘の名は夢

『夢酔独言』 百四十話 娘の名は夢

 

  弘化二年(西暦1846)春、麟太郎(後の勝海舟)は両親の元を離れ、赤坂へ引っ越します。しかし生活は困窮を極め、麟太郎には相変わらず収入のあてがない。

 翌年秋、麟太郎夫婦に長女が誕生し、二人は娘を夢酔(小吉)に見せに行きます。

 娘の名は…。

 

f:id:hayaoki6:20190830200045j:image

続きを読む

格好いいだけで実用性のない刀の抜き方

※このページはカラーイラスト収納場所です。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190830192818j:image

格好いいだけで実用性のない刀の抜き方(2019,8,30)

 

 刀の抜き方の変則その2です。

 タイトル通りの代物です。

 服を着ていないのは、袖があると刀がよく見えないからです。

 初めて、ちゃんと筋肉資料を見ながら描きました。美術書系でもあるのですが、情報がいっぱいあってパニック起こしそうなので、筋トレ雑誌を参考にしました。いろんなアングルとか、解剖図みたいなのもあっていいです。筋トレも出来て一石二鳥。

 半分分かってないまま描いたので、骨格が変とか、実在しない筋肉が映り込んでいるとかいった事態が想定されますが、気にしないでください。何回か描くうちに、上手くなるでしょう。

 
f:id:hayaoki6:20190830192814j:image

 ほとんど見えていませんが、目貫(めぬき、刀の柄を固定し、装飾する金具)は天使です。江戸末期には、絵双紙なんかに天使が描かれていましたから、ありえなくもないはず。

 

 

 

 ※続きは、過去の一枚絵です 。

 

 

 

続きを読む

『夢酔独言』 百三十九話 麟太郎、妻を取る

『夢酔独言』 百三十九話 麟太郎、妻を取る

 

  弘化二年(西暦1845)、9月。夢酔(小吉)の息子・麟太郎(後の勝海舟)が結婚します。相手は、薪炭屋兼質屋「砥目屋(とのめや)」の娘・民。

    しかし、薪炭屋と仮にも武士である勝家とは、身分が釣り合いません。そこで夢酔が取った手段とは…?

 

f:id:hayaoki6:20190814192159j:image

続きを読む

ペン入れ練習:2019年7月

ペン入れ練習:2019年7月

 

 7月はネーム作業をサボっていたと見えて、21枚も描いています。

 青ボールペンで描いてみたり、そのせいでスキャンすると何も写っていなかったり、マジックでしょーもないオマケ漫画を描いたりと、もはやペン入れ練習になっていませんが、バラエティーだけは豊かなラインナップとなっています。

 ご覧くださいませ。

 

 

 

f:id:hayaoki6:20190813224506j:image

高島秋帆先生。

長崎で儲けて、私財を投じて西洋の砲術研究に打ち込んでいたころのイメージ。

決して男前な顔立ちではありませんが、自信に満ちた立ち姿は格好いいです。

 

 

 

続きを読む