マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『夢酔独言』 六十話 それから続けて十三杯呑んだ

『夢酔独言』 六十話 それから続けて十三杯呑んだ 亥の日講の宴会で無礼な振る舞いがあったと、神主の吉田兵庫を叱った小吉。それを見た兵庫の甥・源太郎が売ったケンカを買い、小吉は刀を抜いて源太郎を追いかける。 源太郎は逃げ帰るわ、小吉は何度に押し…

『夢酔独言』 五十九話 おれは酒は一向呑まぬ

『夢酔独言』 五十九話 おれは酒は一向呑まぬ 亥の日講の宴会で、神主の吉田兵庫の振る舞いに腹を立て、仲間を連れて途中退席した小吉。翌日仕切り直しをするも、今度は、公衆の面前で兵庫を説教した小吉に兵庫の甥・大竹源太郎が激怒。源太郎が売ったケンカ…

『夢酔独言』 五十八話 亥の日講

『夢酔独言』 五十八話 亥の日講 小吉、26歳の冬。 吉田神社の神主・吉田兵庫に「亥の日講(こう)」のメンバーを募ってほしいと頼まれた小吉は、武士から町人、百姓まで、1年半で150余人集めます。 いよいよ亥の日講が催され、講中(こうちゅう=講の…

『夢酔独言』 五十七話 親父の親父の死

『夢酔独言』 五十七話 親父の親父の死 小吉の父親・平蔵の危篤の知らせがもたらされました。小吉は真崎の稽古場から、平蔵の隠宅へ駆けつけますが…。 通常より6ページ長い特別編です。

『夢酔独言』 五十六話 恩を怨で返すのが世間のならい

『夢酔独言』 五十六話 恩を怨で返すのが世間のならい 今まで兄の家の庭に家を建てて住んでいた小吉ですが、24歳の年、割下水に引っ越し(元の家を移築)ます。しばらくの間、天野左京という人の家の二階を借りて暮らす小吉。そこでも揉め事の世話をします…

『夢酔独言』 五十五話 本におれの息子か?

『夢酔独言』 五十五話 本におれの息子か? 3歳になる息子に家督を譲ろうとして、怒られてやめた小吉。就職活動に励む毎日ですが、うまくいかず。そんなある日、小吉は、隣接する兄の家に住んでいるという息子が本当にそこに居るのか、確かめに行きます。そ…

『夢酔独言』 五十四話  二十四歳で隠居も早過ぎる

『夢酔独言』 五十四話 二十四歳で隠居も早過ぎる 21歳の秋檻に入れられた小吉は、24歳の冬を迎えます。3歳の息子に家督を譲ろうとして父に怒られ、就職活動を始めますが…。

『夢酔独言』 五十三話 おれの子だよ

『夢酔独言』 五十三話 おれの子だよ 二度目も家出から、江戸に帰った21歳の小吉。妻が妊娠してました&檻に入ることになりました。

『夢酔独言』 五十二話 これはお主を入れる檻

『夢酔独言』 五十二話 これはお主を入れる檻 21歳、二度目の家出をした小吉。遠州掛川の中村帯刀の家に居候していましたが、どういうわけか、甥っ子の新太郎が、掛川まで小吉を迎えに来ました。 で、道中ハプニングもありながら、あっさり江戸の自宅に帰…

『夢酔独言』 五十一話 婿を捜せ

『夢酔独言』 五十一話 婿を捜せ 夏の暑い盛り、家出した小吉は遠州掛川で居候を続けます。一方、江戸では小吉の女房・信が倒れます。 ある時、江戸から掛川に客人が来ると聞いて、座敷の掃除をする小吉。そこへ、小吉の甥、男谷新太郎が現れます。

『夢酔独言』 五十話 元居候の家に居候

『夢酔独言』 五十話 元居候の家に居候 二度目の家出をした小吉、昔江戸で面倒を見た、中村帯刀の家に転がり込みます。とはいえそこに長居する気もなく、性懲りもなく上方(かみがた)へ行こうと思う小吉。ところが、帯刀の家に旅の剣術遣いが現れて…。

『夢酔独言』 四十九話 二度と帰らない

『夢酔独言』 四十九話 二度と帰らない 二度目の家出中の小吉は、三島宿を出て次の宿へ向かいます。「播磨様」を騙って、一人分の料金で大勢人足を雇ったり、駕籠を出させたりと好き放題。 一方、江戸では、小吉が居なくなって大騒ぎです。

『夢酔独言』 四十八話 おれは水戸の使い

『夢酔独言』 四十八話 おれは水戸の使い 二度目の家出中の小吉、箱根の関所を越え、三島宿へ入ります。ところが三島宿では、お代官のお触れで一人旅は宿泊禁止。 困った小吉は、宿の役人相手にハッタリをかまし、タダ飯、タダ駕籠、袖の下(お金)をまんま…

『夢酔独言』 四十七話 七年ぶりの箱根

『夢酔独言』 四十七話 七年ぶりの箱根 21歳になった小吉は、相も変わらずケンカと他流試合に明け暮れ、借金のし過ぎで無一文に。現実逃避に吉原通いを続けていましたが、ついに東海道へ高飛びします。 小田原で懐かしい人に会いに行き、盗んだ金を返して…

『夢酔独言』 四十六話 夫婦喧嘩

『夢酔独言』 四十六話 夫婦喧嘩 ※このお話はフィクションです。実在の勝小吉及び『夢酔独言』とは、最初の一コマ以外、一切関係ありません。

『夢酔独言』 四十五話 無一文だから吉原へ行こう

『夢酔独言』 四十五話 無一文だから吉原へ行こう 小吉は20歳になりましたが、相変わらず他流試合にケンカに吉原三昧で、付き合いのために借金ばかりしていたら、とうとう無一文になってしまいました。こうなったら、現実逃避に吉原へ行くしかありません。

『夢酔独言』 四十四話 田舎者

『夢酔独言』 四十四話 田舎者 小吉、19歳夏の出来事です。 遠州掛川から、江戸の石川瀬兵衛次という剣術遣いを追って来たという神社の息子・中村帯刀が小吉の家に居候することに。しかし、小吉の家には客人をもてなす余裕はありません。

昔の人はチャラかった!? カッテンティーゲが見た意外な幕末の日本人像

ファン・カッテンティーゲは、幕末に長崎海軍伝習所で、オランダから派遣されて武士たちに航海術などを教えました。彼は二か月間の長崎滞在中の日記を、1860年に出版しました。 その中でカッテンティーゲは、当時の日本人を総括して、 「日本人チャラ過…

『夢酔独言』 四十三話 私の新刊をあげる

『夢酔独言』 四十三話 私の新刊をあげる かつて、湯屋の転宅を世話して40両もらった小吉。それはさておき、吉原で戯作者・柳亭種彦と知り合います。

『夢酔独言』 四十二話 闇討ちより暮れの取り立てが怖い

『夢酔独言』 四十二話 闇討ちより暮れの取り立てが怖い 男谷道場に新しく弟子入りした小林隼太を、試合で負かした小吉。その結果、小林隼太から命を狙われるようになりました。 暮のこと、親類へ金を借りに行く小吉の眼前に、小林がいきなり刀を突きつけま…

『夢酔独言』 四十一話 言い分はござりませぬがお命頂戴

『夢酔独言』 四十一話 言い分はござりませぬがお命頂戴 小吉が信州へ行っている間、男谷道場へ弟子入りした小林隼太という男が、皆を馬鹿にしているという話を聞いた小吉。風邪をおして小林隼太と試合をします。その結果、なぜか命を狙われるはめに…。

『夢酔独言』 四十話 刀の長さ比べ

『夢酔独言』 四十話 刀の長さ比べ 江戸・本所界隈で幅を利かせる小吉。それを良く思わない小林隼太は、小野兼吉という男をけしかけ、小吉と剣術試合をさせようとする。小吉を訪ね、長刀自慢をする兼吉。それに対し、小吉は…。

『夢酔独言』 三十九話 小男大男

『夢酔独言』 三十九話 小男大男 小吉18歳、信州から江戸へ帰ってきました。平山行蔵先生のところへ入り浸っては、他流試合に励みます。 そんな時、小林隼太という大男が現れます。

『夢酔独言』 三十八話 道中は賊ばかり

『夢酔独言』 三十八話 道中は賊ばかり 小吉18歳。信濃へ兄のお供で赴任中、江戸で母が亡くなったとの知らせが来て、小吉・彦四郎は江戸へ帰ることに。 帰りの道中には、馬方に紛れた牢抜け男、無礼な老中、酒乱の剣術遣いと、物騒なやつらばかり。

『夢酔独言』 三十七話 信濃での大捕り物

『夢酔独言』 三十七話 信濃での大捕り物 兄のお供で、信濃の国に来た小吉。兄・彦四郎の体調が悪いので、代わりに村の検見をすることに。百姓に融通し、喜ばれます。 同じ月、郡代百姓の屋敷で刃傷沙汰が発生し、下手人の拘束に向かう小吉。相手は興奮し、…

『夢酔独言』 三十六話 居候・引っ越し・詰めきり

『夢酔独言』 三十六話 居候・引っ越し・詰めきり 謎の新キャラ(三十五話参照)は置いといて、小吉の事情です。 行くあてもなく困っている青年を、小吉は家に泊めてあげます。その一方で、引っ越しを決意します。 秋になり、兄の信州出張へ付いて行くことに…

『夢酔独言』 三十五話 湯屋の株

『夢酔独言』 三十五話 湯屋の株 無職の小吉の手元に、40両もの大金があるのはなぜか。 これより本所・浅草であちこちの世話をして、界隈の顔役になっていく小吉ですが、その最初のエピソードです。

『夢酔独言』 三十四話 道場破り

『夢酔独言』 三十四話 道場破り 小吉の発案で、男谷兄弟や近所の剣術道場の弟子たちが、他流試合を始めます。他流試合とは、流派の違う剣術遣いが試合をすること。 やるのは小吉とその仲間たちなので、他流派の師匠に体当たりしたり、試合を断わられて暖簾…

『夢酔独言』 三十三話 他流試合はいかが

『夢酔独言』 三十三話 他流試合はいかが 小吉17歳、四谷伊賀町の平山行蔵先生を訪ねては、武器・武術見学をしたり、昔話を聞いたりして、一方では、剣術道場で伝授を二つもらいます。 しかしそんな現状に満足しない小吉は、当時一般的でなかった「他流試…

和柄コレクション 紅葉・銀杏

今週のお題「紅葉」 紅葉模様は、秋の模様です。和柄では、モミジとイチョウが2トップです。 四季を表す和柄で、世に溢れかえっているので、逆に自分好みのこれというものはあまりないのですが、そのなかでいつくつか素敵で変わっているものを紹介します。 …