マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

マンガ『夢酔独言』目次⑨ 晩年編

マンガ『夢酔独言』の百二十三~百三十二話が、ここから読めます。 夢酔(=小吉)38~42歳、大坂旅行から帰ってから『夢酔独言』を書くまでのエピソードです。無断で大坂へ行ったことがバレて「他行留(たぎょうどめ=外出禁止)」の罰を食らったり、持…

和柄コレクション 桜の和柄 いろいろな種類と組み合わせのパターン

和柄コレクション 桜の和柄 いろいろな種類と組み合わせのパターン 春の和柄の代表格、桜。単体でも、他のモチーフと組み合わせても使われる万能選手です。 この記事では、桜単体の形いろいろと、他のモチーフとの組み合わせの例を、主に古典和柄の再現で紹…

『夢酔独言』 百三十四話 男谷精一郎対島田虎之助

『夢酔独言』 百三十四話 男谷精一郎対島田虎之助 前回までのおさらい:天保八年(西暦1837)、江戸へやって来た九州の剣豪・島田虎之助。江戸での剣術試合は連戦連勝だった虎之助だが、男谷道場の主・男谷精一郎には一勝二敗と負け越す。ほぼ互角と取る…

マンガ『夢酔独言』目次⑧ 上坂編

マンガ『夢酔独言』の百八~百二十二話が、ここから読めます。 小吉37歳冬の大川丈助と岡野孫一郎の騒動から、摂州へ行って御願塚村で金談をし、江戸へ帰るまでのエピソードです。 「上坂編」全体と、各話あらすじ付き。 ・あらすじ 29歳の時本所・入江…

和柄コレクション 春の野草

和柄コレクション 春の野草 春の和柄といえば、桜や藤、牡丹がメジャーですが、タンポポやスミレなど、野草類の和柄もあります。図案化された模様として使われたり、春の風景として、蝶と組み合わされたりもします。この記事では、浮世絵の中の着物に使われ…

マンガ『夢酔独言』目次⑦ 隠居編

マンガ『夢酔独言』の百一~百七話までが、ここから読めます。 小吉37歳、息子・麟太郎16歳。小吉が隠居してから、『夢酔独言』最大のスペクタクル長編シリーズ「上坂編」が始まる前の、気楽かつ自由な日々です。今までもそうだった気もするけど。 各話…

マンガ『夢酔独言』目次⑥ 壮年編・下(小吉30~37歳)

マンガ『夢酔独言』の七十六~百話までが、ここから読めます。 小吉30~37歳、息子・麟太郎が9~16歳の頃のエピソードです。 小吉が不倫したり、地主の世話をして無一文になったり、10年ぶりに会った二番目の兄と揉めて殺されかけたり、吉原で大ゲ…

浮世絵アート 浮世絵に登場する例の箱を作ってみた

浮世絵アート 浮世絵に登場する例の箱を作ってみた 皆様は、「浮世絵に登場する例の箱」というのをご存知でしょうか。 これです(後ろに物騒なモノが写り込んでるけどお気になさらず)。 はやおきは何冊か江戸時代の和綴じ本を持っているのですが、家の中を…

和柄コレクション 桜の和柄① 古典 

今週のお題「桜」 和柄コレクション 桜の和柄① 古典 和柄の代表格のひとつ、桜。春の季語ですが、春に限らず、また男女問わず、さまざまな模様やモチーフと組み合わされます。 この記事では、絵草子、古伊万里、型染木綿など、江戸~明治時代の古い物に描か…

マンガ『夢酔独言』目次⑤ 壮年編・上(小吉24~30歳)

マンガ『夢酔独言』の五十四~七十五話が、ここから読めます。 小吉が24~30歳、息子・麟太郎が3~9歳までのエピソードです。「壮年編」全部で50話ほどあるので、『夢酔独言』で最も有名な「幼い頃の勝海舟が犬に噛まれて死にかける」ところまでを上…

『夢酔独言』 百三十三話 島田虎之助、江戸へ来る

『夢酔独言』 百三十三話 島田虎之助、江戸へ来る 夢酔(=勝小吉)が書いたぶんの『夢酔独言』本編は終わりましたが、小吉の人生はもうちょっとだけ続きます。「麟太郎編」では主に、『夢酔独言』が執筆された天保十四年(西暦1843)から小吉死去の年ま…

マンガ『夢酔独言』目次④ 家出編2

マンガ『夢酔独言』の四十七~五十三話が、ここから読めます。 小吉21歳夏の、二度目の家出のエピソードです。 初っ端から身ぐるみをはがされ、無一文になって物乞いをしながら続けた14歳の時の一度目の家出とは違い、21歳の小吉は、計画的かつ悪質に…

マンガ『夢酔独言』目次③ 青春編

マンガ『夢酔独言』の二十六~四十六話が、ここから読めます。 小吉16~21歳までのエピソードです。初めての吉原、甥の男谷新太郎(後の男谷精一郎信友)とのケンカに道場破り、平山行蔵先生との交流、兄・彦四郎のお供で信州へ行って仕事を手伝ったり、…

マンガ『夢酔独言』目次② 家出編

マンガ『夢酔独言』の十一~二十五話までが、ここから読めます。 小吉が13~14歳までのお話です。十一話が13歳の時のプロローグ(前置き)で、十二~二十五話が、14歳の4ヶ月間の家出エピソードになっています。 各話短いあらすじ付き。 ・十一話 …

『小吉の女房』 最終話「小吉、隠居して夢酔となる」感想・『夢酔独言』的解説

BS時代劇『小吉の女房』 最終話「小吉、隠居して夢酔となる」の感想と、ドラマの原案にもなった勝小吉の自伝『夢酔独言』の内容を照らし合わせた解説をまとめました。 ・あらすじ 後年「天保の改革」と呼ばれる時代がやってきた。ぜいたくへの粛正が始まり、…

『小吉の女房』 最終話「小吉、隠居して夢酔となる」感想速報

『小吉の女房』 最終話「小吉、隠居して夢酔となる」感想速報 ドラマを観ながら、リアルタイムで書きました。