マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

マンガ

マンガ『夢酔独言』 二十三話「またまた逃亡」 1~4ページ

ペン入れ&セリフ入力ができ次第、順次公開していきます。全ページ公開できたら、解説文を付け加えます。 あらかじめ原作の該当箇所を文章で打っておきますが、ネタバレをこうむりたくない方は、読まないようにしてください。 娘へ機嫌を取り、引き解きの着…

マンガ『夢酔独言』 番外編(『詠め草』より)

突然ですが、勝小吉の著作の一つ『詠め草(ながめくさ)』より(個人的には読んでたけどもブログで書いたことなかった)、天保十一年(西暦1840)、夢酔(小吉)が39歳の時のお話です。主に夢酔が詠んだ歌から膨らました、ほぼほぼフィクション演出で…

マンガ『夢酔独言』 二十二話「小吉、漁師になる」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその11です。 箱根山中で崖から転落して、金玉を打った小吉。小田原の三枚橋で休んでいると、人足に「ウチで奉公しない?(意訳)」とスカウトされます。マンガ『夢酔独言』、漁師編スター…

マンガ『夢酔独言』 二十一話「箱根山の放浪」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその10です。 石部(現代の滋賀県)で出会った親方に「江戸へ帰れ」と言われ、府中(現代の静岡県)まで連れてきてもらった小吉でしたが、その晩に親方がケンカ騒ぎを起こし、小吉と別れる…

マンガ『夢酔独言』 旧十四話描き直し原稿(絵だけ)

旧十四話が十八話の後に移動して小吉の持ち物が変わったので、描き直したものです。せっかく描いたので、絵だけ公開します。 後に製本する際には、こちらを採用する予定です。 ↓ 内容はこちらと同じになります。 小吉の格好と、細部の演出が違うだけ。 musui…

マンガ『夢酔独言』 二十話「どこへ行く」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその9です。 約2ヶ月間放浪の旅を続けていた小吉ですが、石部(現代の滋賀県)で九州秋月藩の親方と出会い、「江戸へ帰れ」と言われます。

マンガ『夢酔独言』 十九話「地獄で仏に会う」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその8です。 前回、白子で熱を出して1ヶ月ほど寝込んでいた小吉でしたが、回復し、府中まで戻って来ます。そこで新たな出会いが…。

マンガ『夢酔独言』 十八話「行き倒れる」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその7です。 前回、伊勢から四日市方面まで戻った小吉は、白子(しろこ)の松原で熱を出しますが…。

時代劇漫画の描き方(自分用メモ)

2019年の冬休み、いよいよ超面白いマンガ『夢酔独言』のペン入れを開始した『夢酔独言』専門漫画家のはやおきです。 この記事は、今までテキトウに描いていた時代劇作画についてのあれこれを調べ、ついでにブログのネタにすることで、皆様に還元しようと…

マンガ『夢酔独言』 十七話「どうせ奉公するなら公家がいい」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその6です。 ここまで物乞い&野宿生活をしながら府中へ来た小吉ですが、侍の馬の稽古に居合わせ、馬に乗ったら侍に拾われました。「この家にて辛抱しろ」と言われる小吉ですが…。

マンガ『夢酔独言』 十六話「侍の馬乗り」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその5です。 江戸を出て一人で上方を目指す小吉。伊勢神宮まで行きましたが、府中まで戻ってきました。 侍の、馬の稽古にでくわした小吉。小吉は武士の子ですが、家出中&襦袢(下着)姿&…

マンガ『夢酔独言』 番外編「麟太郎と借金取り」

はやおきはただ今子供編(二~十話)を本にまとめるための作業をしている最中ですが、そのため新しいお話のペン入れがお留守になっております。 その代わりとしまして、家督を継いだばかりの麟太郎を主人公とした番外編をお送り致します。 後から思いついた…

マンガ『夢酔独言』 十五話「御師龍太夫」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその4です。 前回、炊いた飯を求めて伊勢をさまよった小吉ですが、今回は、御師(おんし)の家でタダ飯を食らいます。

マンガ『夢酔独言』 十四話「生米は焚かなきゃ食えない」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその3です。 浜松から物乞い&野宿で伊勢路まで来た小吉ですが、伊勢路では炊いた飯はくれず、生米ばかりが溜まります。生米をかじって飢えをしのぐものの、体調を崩す小吉。河原の横穴で休…

マンガ『夢酔独言』 十三話「はじめての物乞いと野宿」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその2です。 江戸の家を出て6日目、持ち物を何もかも失って途方に暮れる小吉に、宿屋の亭主が柄杓を授けますが…。 ※ちょっとずつ打って、ちょっとずつ更新します。遅くとも、日曜日中には…

マンガ『夢酔独言』 十二話「江戸から上方へ一人旅」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目(当然二度目もある)の家出が本格スタートします。 江戸本所の家を出て、東海道を進む小吉。小田原で旅人2人と出会い、3人で浜松まで行きますが、何やかんやですべて失ってしまいます。

マンガ『夢酔独言』 十一話「婿いじめ」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉13歳の年のエピソードです。 今回から、「家出編」(タイトルネタバレ)がスタートします。 前回、塾をサボって馬にばかり乗った挙句、お母さんのお金を盗んでお兄ちゃんに怒られ、外出禁止を言い渡された小吉。13歳の…

マンガ『夢酔独言』序編(完売しました)

去年末に(主に製本作業を)むちゃくちゃ苦労して作ったマンガ『夢酔独言』序編(一話14ページ+もろもろ合計全20ページ)を、昨日ようやっと販売開始いたしました。 こちらから、商品ページに行けます↓ musuidokugen.booth.pm 内容はこれ↓と同じです。…

マンガ『夢酔独言』目次① 子供編(清書ヴァージョン)

マンガ『夢酔独言』(清書ヴァージョン)の一話目と、二~十話がここから読めます。 原作者兼主人公の勝小吉が、0~12歳までのエピソードです。 漫画を読まなくても内容がだいたい分かる、短いあらすじ付きです。 ・一話 檻の中の父親 慶応四年三月、江戸…

マンガ『夢酔独言』 十話「小吉、塾へ行く」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』の十話目、小吉が12歳の時の話です。 信州に出張していた兄・彦四郎が帰って来ました。小吉が読み書きもできないことに衝撃を受け、当時最高峰の教育機関であった湯島聖堂へ、小吉を通わせることにした彦四郎。しか…

マンガ『夢酔独言』 九話「頭の息子」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』の九話目、小吉が11歳の時の話です。 剣術の先生に弟子入りした小吉。そこで小普請組頭(こぶしんぐみかしら)の息子と相弟子になりますが、頭の息子は勝家の収入が低いのを、みんなの前でからかいます。 立場上、…

マンガ『夢酔独言』 八話「I want to ride my horse.」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』の八話目、小吉が10歳の時の話です。 馬の稽古を始めた小吉。馬を借り、挙句に買って、毎日毎日乗ります。ある時、小吉は火事場に馬で乗り込みますが…。

マンガ『夢酔独言』序編の本が出来ました

マンガ『夢酔独言』序編の本が出来ました。 前回作った試作本より3ミリほど周りを大きくとり、試作本で途切れていた箇所も入るようにし、両面コピーの際に少し濃いめにして、(多分)見やすくしました。 内容の内訳は以下の通りです。 1 表紙(カラー) 2…

マンガ『夢酔独言』 七話「男谷の悪戯子」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』の七話目、前回に引き続き、小吉が9歳の時の話です。 養家の親戚に柔術の先生がいたので、弟子入りをする小吉。初めは大人しくしていましたが、だんだんいたずらを始め、弟子たちに憎まれる日々。 寒稽古になり、小…

マンガ『夢酔独言』 六話「弟・鉄朔」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』の六話目、小吉が9歳の時の話です。 新しい家が完成して、小吉一家は駿河台から本所へ引っ越します。 ある時、飼い犬同士のケンカから発展して、8人(小吉ほか武家の子供)対4,50人(町人の子供)の大ゲンカに。…

『夢酔独言』 五話「百物語」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』の五話目、小吉が8歳の時の話です。 深川油堀から引っ越した一家は、駿河台の屋敷を借ります。屋敷のとなりに寂しげな草原があるのを利用して、小吉の父・平蔵は家来もみんな集めて肝試し大会を催します。夜中、草原…

『夢酔独言』 四話「初めての切腹」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』の四話目、小吉が7歳の時の話です。 男谷家から勝家へ養子入りした小吉。勝家の5歳の娘・信(のぶ)が許嫁です。 同じ年、またまた凧でモメて、2、30人の子供を相手にケンカになり敗北、切腹をすることに…!?

『夢酔独言』 三話「勝家に養子入り」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』三話目です。 小吉が7歳の時の話です。 男谷家から勝家に養子に行くことになった小吉。しかし、養子に入るには、元服の年齢に達していないといけません。そこで男谷家は、7歳の小吉を17歳に偽装することにします。

『夢酔独言』 二話「古傷のゆえん」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』二話目です。 主人公の小吉が、5歳の時の話です。 近所の子供と凧ゲンカをして、負かした小吉。子供同士のケンカになって相手にケガをさせた小吉は、怒った父親に「 頭をぶちやぶられ(原作ママ)」ます。

『夢酔独言』 一話「檻の中の父親」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』より。 慶応四年(西暦1868)、江戸・薩摩屋敷にて、新政府軍の江戸総攻撃を止めさせるため、西郷隆盛との交渉に臨む勝海舟。 その46年前、海舟の父親・勝小吉(21歳)は、海舟を身籠る妻から引き離され、檻…