マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

マンガ『夢酔独言』 二十三話「またまた逃亡」 1~4ページ

ペン入れ&セリフ入力ができ次第、順次公開していきます。全ページ公開できたら、解説文を付け加えます。 あらかじめ原作の該当箇所を文章で打っておきますが、ネタバレをこうむりたくない方は、読まないようにしてください。 娘へ機嫌を取り、引き解きの着…

マンガ『夢酔独言』 番外編(『詠め草』より)

突然ですが、勝小吉の著作の一つ『詠め草(ながめくさ)』より(個人的には読んでたけどもブログで書いたことなかった)、天保十一年(西暦1840)、夢酔(小吉)が39歳の時のお話です。主に夢酔が詠んだ歌から膨らました、ほぼほぼフィクション演出で…

デジタルで描いた絵

ブログに載せるのをすっかり忘れていましたが、はやおきは2024年3月あたりから、デジタル作画の勉強をしています。 とゆう訳で、デジタルで描いた絵をここには載せます。新しいのが、上に来ます。 四番目にデジタルで描いた絵です。両手ピースの小吉。 …

マンガ『夢酔独言』 二十二話「小吉、漁師になる」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその11です。 箱根山中で崖から転落して、金玉を打った小吉。小田原の三枚橋で休んでいると、人足に「ウチで奉公しない?(意訳)」とスカウトされます。マンガ『夢酔独言』、漁師編スター…

マンガ『夢酔独言』 二十一話「箱根山の放浪」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその10です。 石部(現代の滋賀県)で出会った親方に「江戸へ帰れ」と言われ、府中(現代の静岡県)まで連れてきてもらった小吉でしたが、その晩に親方がケンカ騒ぎを起こし、小吉と別れる…

明けましておめでとうございます

このブログを読んでくださる皆様、去年はとってもお世話になりました。今年も、マンガ『夢酔独言』および勝小吉をよろしくお願いいたしますm(_ _)m 2024年1月に描いた絵です。 干支の絵を描こうと思っていたものの、クリスマスの絵で力を使い果たして、…

THE BOY AND THE HERON

色を塗った一枚絵をまとめた記事があったのですが、どういう訳かブッ飛んで消えてしまったので、また新しくここに、色を塗った一枚絵をまとめていきます。 新しく描いた絵が、上に来ます。 THE BOY AND THE HERON(2024,2,29) いつも行ってる映画…

マンガ『夢酔独言』 旧十四話描き直し原稿(絵だけ)

旧十四話が十八話の後に移動して小吉の持ち物が変わったので、描き直したものです。せっかく描いたので、絵だけ公開します。 後に製本する際には、こちらを採用する予定です。 ↓ 内容はこちらと同じになります。 小吉の格好と、細部の演出が違うだけ。 musui…

マンガ『夢酔独言』 二十話「どこへ行く」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその9です。 約2ヶ月間放浪の旅を続けていた小吉ですが、石部(現代の滋賀県)で九州秋月藩の親方と出会い、「江戸へ帰れ」と言われます。

2023年11月に描いた絵

2023年11月に描いた絵です。 手からハートマークを生成する小吉。 Xで呟いた絵なんですがあんまりテキトウに描いたので、ちょっとちゃんと描き直したやつです。 ランキング参加中イラスト

勝小吉の兄:男谷彦四郎さん・松坂三郎右衛門さんの代官任期と、『夢酔独言』での記述の比較

勝小吉の25歳年上の兄・男谷彦四郎(西暦1777~1840)。信濃中之条と越後水原で代官をしていました。彦四郎さんは『夢酔独言』にも度々登場し、代官として詰めきり(赴任)したことにも触れられています。 ところが、『夢酔独言』の記述と、実際の…

参考書籍

マンガ『夢酔独言』を描くにあたって、特に参考にした資料をまとめました。各本参考ポイント解説付き。 そのうち増えるかもしれません。 ・『夢酔独言 他』 平凡社 東洋文庫138 勝小吉 著 勝部真長 編 ・『夢酔独言 現代語訳「勝小吉自伝」』 PHP研究所 勝部…

2023年10月に描いた絵

2023年10月に描いた絵です。 新しいのが、上に来ます。 一度目の家出後半、単物から古襦袢に着替えた小吉。 着物の着付けとしては間違ってるかもしれませんが、幕末・明治頃の写真で裾をダルダルで着てる人がいて、これも一種のリアルさだと思って取り…

2023年9月に描いた絵

2023年9月に描いた絵です。 頬を触る時、口開けるよねという絵です。 個人的にはこーゆう図が大好きです。 紙の隅っこに落書いたものなので、実物はこんなに大きくありません。 ランキング参加中イラスト

マンガ『夢酔独言』 十九話「地獄で仏に会う」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその8です。 前回、白子で熱を出して1ヶ月ほど寝込んでいた小吉でしたが、回復し、府中まで戻って来ます。そこで新たな出会いが…。

原作『夢酔独言』に登場する場所・人その他忘備メモ(一度目の家出)

原作『夢酔独言』に登場する場所・人の忘備メモです。一度目の家出中限定。 目次(小見出し)は平凡社東洋文庫版『夢酔独言』に従います。漫画の話数に沿うと、順番の前後や取りこぼしがあるので。 ・十四歳・出奔・乞食旅 ・上方(かみがた)…京都付近 ・品…

ご挨拶(何回目か)

もしこのブログを読んでくださっている方がいらっしゃったら、ありがとうございます。 はやおきは今の漫画を描き始めて7、8年、公開し始めては4年くらいになります。原作及び原作者を世に広めたくて、自分なりに頑張ってきました。 しかし、ブログを始め…

マンガ『夢酔独言』 十八話「行き倒れる」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその7です。 前回、伊勢から四日市方面まで戻った小吉は、白子(しろこ)の松原で熱を出しますが…。

2023年6月に描いた絵

2023年6月に描いた絵です。 新しいのが、上に来ます。 笠を被った小吉。 人が衰弱してくると、唇も弱ってくるので、それを取り入れた絵です。はやおきも、自宅療養中はこんな口をしていました。 一度目の家出中の小吉です。 最初、笠を描き忘れてて、後…

時代劇漫画の描き方(自分用メモ)

2019年の冬休み、いよいよ超面白いマンガ『夢酔独言』のペン入れを開始した『夢酔独言』専門漫画家のはやおきです。 この記事は、今までテキトウに描いていた時代劇作画についてのあれこれを調べ、ついでにブログのネタにすることで、皆様に還元しようと…

原作『夢酔独言』に登場する場所・人その他忘備メモ(子供時代)

原作『夢酔独言』に登場する場所・人です。はやおきの忘備録として。 見出しは、平凡社東洋文庫版のものをそのまま適応します。漫画の話数だと、順番が前後したりするので。 全編一記事にまとめようとしましたが、けっこう膨大になったので、時期で分けます…

2023年4月に描いた絵

2023年4月に描いた絵です。 新しいのが、上に来ます。 東京へ行った時の、飛行機に乗った感想(フィクション)です。 勝海舟は船酔いしていたというエピソードから、漫画にしたものです。 はやおきは10年ぶりくらいに飛行機に乗ったので、こんな感じ…

2023年3月に描いた絵

2023年3月に描いた絵です。新しいのが、上に来ます。 座る小吉。 幕末明治時代の写真とかで、着物の肩がダルダルの人がいたりするので、着物の肩がダルダルなこともあるかもしれない、と思って描いた絵です。 その辺の紙に書いた落書きに、ペン入れした…

原作『夢酔独言』の平凡社東洋文庫版と講談社勝海舟全集版の違い:冒頭

前口上は前の記事に書いたので、読んでいただけると分かりよいと思いますが、↓ musuidokugen.hatenablog.com 改めてザックリ説明すると、はやおきが原典としているのは平凡社東洋文庫版『夢酔独言』ですが、講談社勝海舟全集別巻「来簡と資料」にも『夢酔独…

2022年12月に描いた絵

2022年12月に描いた絵です。 リアル寄りの小吉。たまにかくやつの何回目か。

原作『夢酔独言』の平凡社東洋文庫版と講談社勝海舟全集版の違い

マンガ『夢酔独言』作画担当者のはやおきです。 はやおきが原典としている『夢酔独言』(ご存知ない方のために説明すると、勝海舟のパパである勝小吉が江戸時代に書いた自伝で、現代語訳なしでも読めてしかも面白い)は平凡社東洋文庫版なのですが、手持ちの…

マンガ『夢酔独言』 十七話「どうせ奉公するなら公家がいい」

勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその6です。 ここまで物乞い&野宿生活をしながら府中へ来た小吉ですが、侍の馬の稽古に居合わせ、馬に乗ったら侍に拾われました。「この家にて辛抱しろ」と言われる小吉ですが…。

2022年11月に描いた絵

2022年11月に描いた絵です。 小吉の正面図。 大人の小吉の顔は、久し振りに描きました。

2022年10月に描いた絵

2022年10月に描いた絵です。 屈む小吉。 そのうち色付けしようと思っていましたが、できないのでひとまず出しておきます。

2022年9月に描いた絵

2022年9月に描いた絵です。とゆーか1枚しか描いてない。 栗の花と小吉です。 栗の花の実物は見たことない。 着物の柄は、お気に入りの印判皿より。麻の葉模様は、男物に用いられているのはほぼ見ません。