マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

時代劇漫画の描き方(自分用メモ)

2019年の冬休み、いよいよ超面白いマンガ『夢酔独言』のペン入れを開始した『夢酔独言』専門漫画家のはやおきです。 この記事は、今までテキトウに描いていた時代劇作画についてのあれこれを調べ、ついでにブログのネタにすることで、皆様に還元しようと…

『夢酔独言』 二話「凧喧嘩」(1〜7ページ)

猛獣小吉

※このページはカラーイラスト収納場所です。 猛獣小吉(2020,3,18) 「猛獣注意」の看板的な小吉です。 手元にある江戸時代の絵本で、輪郭線より黒ベタが濃いものがあって、主線をグレーにしたら浮世絵っぽくなるぜ!と思ってそうしました。 縄は8割程度の…

『夢酔独言』 一話「檻の中の父親」

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』より。 慶応四年(西暦1868)、江戸・薩摩屋敷にて、新政府軍の江戸総攻撃を止めさせるため、西郷隆盛との交渉に臨む勝海舟。 その46年前、海舟の父親・勝小吉(21歳)は、海舟を身籠る妻から引き離され、檻…

2020年3月に描いた絵

2020年3月に描いた、ペン入れした絵です。 こういうものを描いている間、当然ながら漫画制作は滞ります。ここに載せる絵が無いのが、順調な証拠。 流行に乗らないのを自慢としているようなつまらない奴ですが、この絵はついふらふら米津玄師さんのCDを…

参考書籍

マンガ『夢酔独言』を描くにあたって、特に参考にした資料をまとめました。各本参考ポイント解説付き。 そのうち増えるかもしれません。 ・『夢酔独言 他』 平凡社 東洋文庫138 勝小吉 著 勝部真長 編 ・『夢酔独言 現代語訳「勝小吉自伝」』 PHP研究所 勝部…

2020年2月に描いた絵

2020年2月に描いた、主にペン入れした絵です。 そんなもん描いてないで、漫画を描けと思います。 随時更新。新しい絵が、上に来ます。 漫画描き作業が遅々として進まない、されど何も出さないと何もしてないのと同じ…ということで描いた絵です。 マンガ…

2020年1月に描いた絵

「マンガで読める『夢酔独言』」をご覧いただいている皆様、明けましておめでとうございます。 はやおきは現在、マンガ『夢酔独言』の一話目を清書中です。清書開始前にめちゃくちゃブルーになったり、描き始め早々舞台背景を間違えて描き直ししたり、そもそ…

2019年12月に描いた絵

2019年12月に描いた、ペン入れした絵です。 随時更新。 新しい絵が、上に来ます。 クリスマスだから、クリスマスの絵です。実は、去年描いた落書きを清書しただけだったりしますが…。 はやおきはクリスマスの翌日から冬休みなので、いよいよ『夢酔独言…

『夢酔独言』 百四十七話 信と小吉

『夢酔独言』 百四十七話 信と小吉 慶応四年(西暦1868)、夢酔(勝小吉)が『夢酔独言』を執筆してから25年後。 徳川幕府は瓦解し、時代は明治へ移り変わろうとしていました。勝麟太郎は、妻と母妹を混乱状態の江戸から駿河へのがれさせることを決め…

『夢酔独言』 百四十六話 日本の行く末

『夢酔独言』 百四十六話 日本の行く末 嘉永三年(西暦1850)九月四日、夢酔(勝小吉)死去。その喪も明けぬうちに、麟太郎の元を、脱獄中の蘭学者・高野長英が訪ねます。二人は日本の行く末について語り合います。

2019年11月に描いた絵

2019年11月に描いた、ペン入れした絵です。随時更新。新しい絵が上に来ます。 幕末・明治時代の日本を撮影した写真家、F・ベアトの写真集より、飯山の橋を歩く小吉です。縮尺やら遠近法は、多少ムチャクチャだけど気にしないでください。 もっと思い切…

『夢酔独言』 百四十五話 海舟書屋

『夢酔独言』 百四十五話 海舟書屋 嘉永三年(西暦1850)、自身の塾の生徒集めのため、佐久間象山を訪ねる麟太郎(28歳)。 一方、夢酔(小吉)は鶯谷庵にて、最期の時を迎えます。

『夢酔独言』 百四十四話 終わりと始まり

『夢酔独言』 百四十四話 終わりと始まり 嘉永元年(西暦1848)秋、蘭日辞書『ヅフ・ハルマ』の写本を完了した麟太郎。オランダ語の塾を始め、生徒集めに奔走します。 一方、父親である夢酔(小吉)の体は、病により衰弱していき…。

2019年10月に描いた絵

2019年10月に、主にペン入れ練習として描いた絵です。随時更新。新しい絵が上に来ます。 Inktoder31番目のお題「熟した」。 『夢酔独言』には柿は登場しませんが、季節柄。それにしても、柿を小さく描き過ぎました。江戸時代の品種だからかな? 写真…

『夢酔独言』 百四十三話 餅を乞う

『夢酔独言』 百四十三話 餅を乞う 弘化四年(西暦1847)、蘭日辞書『ヅフ・ハルマ』の写本を始めた麟太郎、25歳。年が明けますが、勝家には餅をこしらえる余裕がありません。 そんな折、妻の養・家岡野家に餅をやると言われ、本所へ出掛ける麟太郎で…

『夢酔独言』 百四十二話 金と蘭書

『夢酔独言』 百四十二話 金と蘭書 とある書物屋で、渋田利右衛門という函館の商人と知り合った麟太郎。二人は本について語り合いますが、麟太郎は貧乏暮らしで立ち読みばかり、片や渋田さんは、江戸に来ては珍本を買い集めているという…。 そんなある日、渋…

2019年9月に描いた絵

今まで、一ヶ月分の描いた絵で、特にペン入れした絵をブログにてまとめて公開してきましたが、「別に一ヶ月分溜まるまで取っとかなくてもいいじゃないか…」という思いに至ったので、描いたそのつど、更新していくことにしました。 モノクロの絵の収納場所で…

『夢酔独言』 百四十一話 渋田利右衛門

『夢酔独言』 百四十一話 渋田利右衛門 弘化二年(西暦1845)、23歳で結婚した麟太郎は、翌年春、蘭学の師匠である永井青崖先生が住む赤坂へ引っ越します。しかし、収入のあてのない麟太郎は極貧生活を送ることに…。 本を買う金も無い麟太郎は、本屋で…

和柄コレクション 菊の和柄

和柄コレクション 菊の和柄 菊は中国原産の花で、平安時代頃、薬用・観賞用として日本に伝来しました。 菊のモチーフとして最も有名なのは、天室の家紋でしょう。これは、鎌倉時代、後鳥羽上皇がその形を気に入って決めたもので、こんにちまで受け継がれてい…

ペン入れ練習:2019年8月

ペン入れ練習:2019年8月 ペン入れ練習として描いた一枚絵+1ページ漫画計17枚です。 1枚ずつのクオリティは上がってはいるものの、毎日1枚描いてるつもりでいるのに、20枚もないのはなぜなんだ…。 『夢酔独言』に別に何の関係もないお嬢さん2…

『夢酔独言』 百四十話 娘の名は夢

『夢酔独言』 百四十話 娘の名は夢 弘化二年(西暦1846)春、麟太郎(後の勝海舟)は両親の元を離れ、赤坂へ引っ越します。しかし生活は困窮を極め、麟太郎には相変わらず収入のあてがない。 翌年秋、麟太郎夫婦に長女が誕生し、二人は娘を夢酔(小吉)…

『夢酔独言』 百三十九話 麟太郎、妻を取る

『夢酔独言』 百三十九話 麟太郎、妻を取る 弘化二年(西暦1845)、9月。夢酔(小吉)の息子・麟太郎(後の勝海舟)が結婚します。相手は、薪炭屋兼質屋「砥目屋(とのめや)」の娘・民。 しかし、薪炭屋と仮にも武士である勝家とは、身分が釣り合いま…

ペン入れ練習:2019年7月

ペン入れ練習:2019年7月 7月はネーム作業をサボっていたと見えて、21枚も描いています。 青ボールペンで描いてみたり、そのせいでスキャンすると何も写っていなかったり、マジックでしょーもないオマケ漫画を描いたりと、もはやペン入れ練習になっ…

ペン入れ練習と消しゴムはんこと小吉くん人形:2019年6月

ペン入れ練習と消しゴムはんこと小吉くん人形:2019年6月 この月はネーム作業にかかっていたのか、ペン入れした絵が、5枚しかありません。 なので、同じ月に制作した消しゴムはんこと、ちょんまげアングル確認のための小吉くん人形の画像を載せておき…

ペン入れ練習:2019年5月

ペン入れ練習:2019年5月 ペン入れの練習として描いた一枚絵(イラスト)です。 描いた人の解説付き。 全部で13枚あります。 勝小吉の娘・はなと順。 はなは小吉が20代後半あたりの子供で、順は小吉が34歳の時の子供、麟太郎の13歳年下です。 …

ペン入れ練習:2019年4月

ペン入れ練習:2019年4月 マンガ『夢酔独言』のネーム(シャーペン書きの下書き)が終われば、当然清書=ペン入れをする作業が控えています。 ところが、はやおきは、このブログを立ち上げて(2018年10月末)から、ブログ記事を作成したり、ネー…

『夢酔独言』 百三十八話 西洋狂い

『夢酔独言』 百三十八話 西洋狂い 天保十三年(西暦1842)、勝麟太郎20歳。 永井青崖(ながいせいがい)先生、都甲斧太郎(つこうおのたろう)先生のもとで蘭学修行に励んでいた麟太郎でしたが、この年の10月、長崎の蘭学者・高島秋帆(たかしまし…

和柄コレクション 型紙摺印判の幾何学模様と小紋

和柄コレクション 型紙摺印判の幾何学模様と小紋 「型紙摺印判(かたがみすりいんばん)」とは、江戸時代中期に行われた、古伊万里の絵付け技法です。 模様部分を切り抜いた型紙を器に当て、上から「呉須(ごす)」という顔料を乗せます。すると型紙に空けた…

『夢酔独言』 百三十七話 都甲斧太郎先生

『夢酔独言』 百三十七話 都甲斧太郎先生 前回、謎の馬医者・都甲斧太郎(つこうおのたろう)先生と出会った麟太郎。「西洋の匂い」がする都甲先生の家を訪ね、西洋の書物に触れます。 そんな折、九州から罪人が、江戸へ護送されて来ます。罪人の名は高島秋…