マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

2019年9月に描いた絵

 今まで、一ヶ月分の描いた絵で、特にペン入れした絵をブログにてまとめて公開してきましたが、「別に一ヶ月分溜まるまで取っとかなくてもいいじゃないか…」という思いに至ったので、描いたそのつど、更新していくことにしました。

 モノクロの絵の収納場所です。

 新しい絵が、上に来ます。

 

※翌月追記:ペン入れした絵23枚、しょーもない1ページ漫画2枚、シャーペン描き絵2枚の計27枚です。

 

 

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  『夢酔独言』百四十一話の予告絵です。

 麟太郎が通っていた本屋さん前にて。

 左から、佐久間象山先生、渋田利右衛門さん、麟太郎、本屋の店主嘉七さん、永井青崖先生。と、通りすがりの犬。

 こういう、当時の街角の図が好きです。

 この絵に映っている一人一人が物語の主要人物で、その後の日本をつくっていったのです。

 

 

 

 

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  道を行く小吉。

 山とか木を描くのだけは、得意なんです。

 

 

 

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  ドラゴン。

 急に描きたくなったから描いただけです。漫画に登場予定はありません。

 でも、普段描かない物を描くのは面白いです。

 …馬の絵の練習しなきゃ…苦手なんだ…。

 

 

 


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 佐久間象山先生。

 せっかくだから、髭無しも写真におさめました。髭アリは実物に近いと思うのですが、髭無しはどうかな…。

 

 

 

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  片頬だけで笑う小吉。

 主人公の顔を忘れないように描く。

 めちゃくちゃ歪むから、正面顔は苦手です。

 

 

 

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 小吉の実家である男谷家の用人・利平次。

 この絵はだいぶおじいさんですが、漫画ではもうちょっと若くします。予定。

 

 


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 麟太郎の蘭学の先生の一人、都甲斧太郎先生。

 漫画では厳格な人ですが、お茶目な表情をしてもらいました。

 

 


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 『夢酔独言』の老人といえば、小吉のお姑さん。

 小吉目線の、ガミガミやかましいイメージ図です。

 

 


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  小吉が17、8歳の時に通っていた四谷伊賀町の武辺者・平山行蔵先生。

 無精髭生やしてる設定なのを、描いている途中で思い出しました。

 ここから4枚、なぜか敬老の日の翌日に描いた『夢酔独言』のおじいちゃんおばあちゃんの絵です。

 

 

 

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  カスタム笠をかぶった小吉。編み笠に、紙と漆でデコレーションしました。フロントに鎖のスダレ付き。

 漫画に登場する予定はありません。激しく動いたら、鎖がバシバシ顔に当たって痛そう。

 

 

 

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  吉原仮宅での大ゲンカ中の小吉。細部が汚いですが、立ち姿は理想に近いです。

 ダサいかと思われたガイコツ柄の襦袢は、ペン入れしてみると悪くないです。ただ、前身頃に背骨は見えてない方がいいかもしれません。

 

 

 

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 小吉の加持祈祷の師匠・殿村南平さん。すごく漫画チックなキャラクター造形です。

 黒い服の塗り具合がド下手なのは、黒い服を塗るのが初めてだからです。そのうち上手くなるでしょう。

 

 


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 小吉の友達で戯作者の柳亭種彦(高屋彦四郎)さん。

前日描いた人相が気に入らなかったので、描き直しました。こちらの顔の方が、イメージに近いです。

ふと我に返ると、手がデカ過ぎということに気付きました。遠近法、遠近法!

 

 

 

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 百四十一話に登場予定の、渋田利右衛門さん。この顔になりました。

 渋田さんが麟太郎とどれくらい差があったのか謎のまま描いてましたが、調べたら5歳程度しか違わなかったみたいです。

 武士の髪型しか描いてこなかったので、町人の髪型の毛流れが全然わかっていません。

 

 

 

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  小吉の友達、柳亭種彦(高屋彦四郎)さん。何か気が向いたので、初めてちゃんと描きました…って顔がイメージと全然違う。誰だこれ。

 チャームポイントのマツゲが、悪代官感を出してしまっている…。代官でもないのに…。小説家だよ…。

 描き直します。

 

 

 

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 Oh,no!のポーズ。

 描きにくさに流されてここ数枚雑になっていたので、ちゃんと描きました。

 

 


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 小吉の妻・信。

 頭の中ではもっとかわいいです。あと、髪型もいまいち描けてない。

 

 


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 仰向けの小吉。天保の改革で、謹慎を食らっている頃の。

 実は2コ前の絵からペン先が新しくなっていて(新しいと硬くて描きにくい)、描きにくさにぐげーってなっています。

 

 


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  走る小吉。小吉が18歳の時、信州追分での1コマ。

 駕籠に乗っていた小吉は列に紛れた賊を追いかけますが、足元はどうしたんでしょう。まさか山道をハダシで駆けたということはないと思いますが、草鞋を急いで履いたんでしょうか。

 脚を見せたくて袴をめくらせましたが、よく考えたら袴の下、着物着てるんだった…。

 

 

 

 

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 太平洋を往く勝海舟。背景の雲が描きたくて描いた絵。

 上半身をほぼ描いた時点で気付いて刀を描き加えたので、なんだか妙に。

 もっと丁寧に描きましょう。

 

 


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  ほぼ実話です。

 コミュニケーション能力が欠落しているので、対人関係で何か失敗しないか、たまに「あ~怖い怖い!」ってなります。どうにもならないので、すぐ忘れますが。

 ゴキさんやナメさんは怖くないです。後で手を洗えば、こっちのものです。

 

 

 

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  9月4日(旧暦)は、勝海舟の父親で『夢酔独言』の作者・勝小吉の命日です。

 1802生1850没、享年49歳。

 

 

 

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 百四十一話に登場予定(9月3日現在)の、渋田利右衛門さん。小吉の息子・麟太郎が知り合う函館商人です。

 全体のバランスが、ちょっと妙になってしまった。

 明治時代以前に、函館で商売している人いたんだ?と思いましたが、絵双紙なんかで町人階級っぽいひとがアトゥシ(アイヌの民族衣装)を着てたりするし、けっこう取り引きルートはあったのかしら、と思ったり。

 麟太郎曰く、「色白で痩せ形で、婦人のよう」だったそう。

 開発中の絵なので、漫画に登場する頃には、顔が変わってるかもしれません。

 

 


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  飼い猫が人語を理解しているという、飼い主にありがちな思い込みのお話です。

 他にも、「ぺい(あっち行け)」も理解しています。

 

 

 

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 上から見た小吉。

 ゴマカシゴマカシ、それらしく見える程度に描いています。右手が、都合の悪い部位をだいたい隠してくれています。

 小吉くん人形(アングル確認のために作った小吉の頭部模型)が大活躍。

 漫画のためのペン入れ練習とはいえ、小吉しか描いてなくて怖くなりました。3日に一回ぐらい、怖くなります。

 

 


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 集合写真風。

 左から、小吉、精一郎さん、忠次郎。

 幕末に撮影された、若い武士の人たちがラフなポーズをとっている写真が好きなので、それ風に。若干気取っている感じなのがいいのです。

 シャーペン書き。

 

 


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  ご飯を食べている小吉。カメラを意識しつつ。

 物を食べている図が好きです。

 完成間近になって、足の左右を間違えているのに気づいて、なんとかごまかそうとした跡アリ。