旧十四話が十八話の後に移動して小吉の持ち物が変わったので、描き直したものです。せっかく描いたので、絵だけ公開します。
後に製本する際には、こちらを採用する予定です。
↓ 内容はこちらと同じになります。
小吉の格好と、細部の演出が違うだけ。
旧十四話が十八話の後に移動して小吉の持ち物が変わったので、描き直したものです。せっかく描いたので、絵だけ公開します。
後に製本する際には、こちらを採用する予定です。
↓ 内容はこちらと同じになります。
小吉の格好と、細部の演出が違うだけ。
2023年11月に描いた絵です。
手からハートマークを生成する小吉。
Xで呟いた絵なんですがあんまりテキトウに描いたので、ちょっとちゃんと描き直したやつです。
勝小吉の25歳年上の兄・男谷彦四郎(西暦1777~1840)。信濃中之条と越後水原で代官をしていました。彦四郎さんは『夢酔独言』にも度々登場し、代官として詰めきり(赴任)したことにも触れられています。
ところが、『夢酔独言』の記述と、実際の彦四郎さんの代官任期を照らし合わせてみると、ズレがあるようなのです。
そこで、この記事では、資料に残っている彦四郎さんと、後に越後水原代官になった小吉の次兄・松坂三郎右衛門さんの実際の代官を勤めた期間と、『夢酔独言』での記述を比較し、『夢酔独言』内のエピソードがあった実際の時期を割り出してみよう!という検証をします。
①信濃中之条(男谷彦四郎さん)…文化十一年(西暦1814)~文政四年(西暦1821)
小吉13~20歳
②越後水原(男谷彦四郎さん)…文政四年(西暦1821)七月~文政六年(西暦1823)七月
小吉20~22歳
③越後水原(松坂三郎右衛門さん)…天保七年(西暦1836)七月~天保九年(西暦1838)八月
小吉35~37歳
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マンガ『夢酔独言』を描くにあたって、特に参考にした資料をまとめました。各本参考ポイント解説付き。
そのうち増えるかもしれません。
主人公・勝小吉が書いた稀代の名著であり、マンガ『夢酔独言』の原作。
勝小吉が生まれるいきさつから、42歳で『夢酔独言』を書くまでを、本人の独断と偏見で綴っています。全編口語体。
小吉が若い頃慕った、平山行蔵先生について書いた『平子龍先生遺事』も収録。こちらはずいぶん堅い文章です。小吉が先生を初めて訪ねた時のエピソードや、先生から勉強を勧められて断る話など、マンガに登場するくだりがいくつかあります。
勝小吉生涯年表や、男谷・勝家の家系図つき。
『夢酔独言』のみの収録。
初めて『夢酔独言』を読むときは、是非とも原文をおすすめしますが、「読みにく過ぎて途中でやめた!」という方は、現代語訳をどうぞ。
本所・浅草界隈の地図、心影流の系譜などが載っていてお得。字が大きくて、すっきり見やすいです。解説文に、年表、家系図といった定番セットももちろん完備。
勝海舟が両親について記した文章も。
麟太郎編の元ネタは、だいたいここからです。
勝海舟へのインタビュー形式で構成されています。
父親・小吉のエピソードも、ほんのちょっぴりですがあります。
勝海舟に興味・関心はなくとも、人生訓には一読の価値あり。この世のだいたいのことに対して、不安や心配がブッ飛びます。
『夢酔独言』を読んだ後だと、口調が親子そっくりで、ひっくり返りそうになります。
分厚い本。なだけあって、勝海舟はもちろん、父親の小吉、麟太郎が幼い頃仕えた初之丞様、剣術の師匠・島田虎之助さん、本好き仲間の渋田利右衛門さん、佐久間象山先生など、勝海舟に関わる人物とのエピソードがいっぱい載っています。
『氷川清話』の別ヴァージョンという感じ。『氷川清話』に載ってるようで載ってないエピソードが収録されています。小吉が博奕嫌いな話とか、初之丞様のその後とか。
江戸全域をだいたい網羅した「江戸切絵図」と、現代の地図が見比べられます。
マンガ『夢酔独言』に登場するのは、深川、本所、駿河台、浅草、芝、麹町、赤坂など。
薄い本ですが、他の資料に載っていない、細かなエピソードが分かりやすくまとめられている、グッド資料。
タイトル通りの本。背景写真が充実しています。
最初見た時、「ちょんまげの人の写真って、現存してるんかい…!」と衝撃を受けました。
あと、 東海道の木がめっちゃデカいです。
こちらは、人物の写真が充実しています。
120ページに、磔(はりつけ)と晒し首の写真があるので注意。
伊勢周辺の絵図他、御師や抜け参りについての解説あり。小吉がお世話になった龍太夫の名前も出ます。
主に伊勢参りについて、浮世絵多めでくわしく解説されています。
伊勢参り以外の旅や参詣の項目もあり。麟太郎が犬に噛まれた時に小吉がした裸参りを描いた浮世絵が載っているのは、思わぬ収穫でした。
年表・家系図はもちろん、赤坂氷川の勝邸の間取りや、ゆかりの地の解説もあり、重度の勝海舟ファンなら手元に置いて損はない一冊。
風景写真が豊富です。しかも1枚1枚が大きい!本自体もデカくて、ハードカバーです。
江戸の具体的な場所や、町並みや河原など、ロケ地のバリエーションが豊かです。
瀧村鶴雄という人が記した『海舟伝稿』を、文面そのままで本に載せたものです。手書き文字を読むハメになります。
勝小吉が存命の頃のことは、第一冊と、第二十六冊に載っています。「(海舟)先生出生ヨリ三十二歳追ノ間ノ事ハ自ラ記臆シテ物語ラレン」と書いてあるのに、三十二歳までのエピソードがほとんど白紙なのは弱りましたが…。
麟太郎(勝海舟)が江戸城に行った話とか、家督を継いだ麟太郎の元に借金取りが押しかけた話は、ここに記されていました。ネタ元かな。
文政年間に刷られた全国地図を、本にまとめたものです。小吉が訪ねたあちこちを、もっと詳細に把握したくて仕入れましたが…。
言っても一つの国を一枚に収めているので、全然詳細じゃないんですよね。あと、乱丁本で越中が2つあって能登と越後が半分しかない…。
でも、御願塚が載ってたり、縮尺がでかい故に各所の位置関係が分かりやすいのは嬉しいです。
東海道の宿場町の浮世絵のパターンいろいろと、案内図など。次の宿場町までの距離も明記されています。
『夢酔独言』の一度目の家出についても書かれていて、旅先で知り合いに会った気分になります。
原文に近いヴァージョンの『夢酔独言』、小吉が歌会的な集まりを開催した時の文章(島田虎之助さんもいるよ)、現代語訳『夢酔独言』巻末にあった小吉と信についての文章の原文が載っています。
「偉人数章」に、永井青崖先生、島田虎之助さん、都甲斧太郎先生、渋田利右衛門さん、白井亨さん、小吉と大石進さんのエピソードなど。
勝海舟の人生前半の年表です。
主に岡野家騒動周辺の資料です。
まだ全部をちゃんと読めていませんが、小吉の兄・男谷彦四郎さん、松坂三郎右衛門さんが代官を勤めた期間が載っているので仕入れました。
小吉の祖父(海舟にとっては曾祖父)・米山検校の話に始まり、上巻の終わりで麟太郎がやっと蘭学を志すという濃密具合です。
どちらも古い雑誌なので、現在では情報が更新されているかもしれません…が、二人についての資料本はそんなにないので貴重です。
実はまだあんまり読んでませんが(未来のくだりの詳細まで頭に入れるとパンクしそうなので)、『平子龍先生遺事』の部分的な現代語訳や、平山行蔵先生の家の図とかが載っています。
2023年10月に描いた絵です。
新しいのが、上に来ます。
一度目の家出後半、単物から古襦袢に着替えた小吉。
着物の着付けとしては間違ってるかもしれませんが、幕末・明治頃の写真で裾をダルダルで着てる人がいて、これも一種のリアルさだと思って取り入れました。
小吉がそのうち落ちるので、崖の絵です…が、構成に囚われ過ぎて、変になってしまいました。本編ではもっといい感じにします。
10月27日はテディベアの日なので、テディベアの絵です。
椅子の横に110年前のドイツのテディベア、椅子の上に80年前のアメリカのテディベア、椅子の下に70年前のイギリスのテディベア。
人間(小吉)がセーラー服を着てるのは、アンティークベアが現役だった頃の持ち主のイメージです。
袴のスリットに手を入れるの図。
とりあえず描いただけ。
何かをキャッチ。
もっといい感じにしたかったが、こんなものです。
線がワヤ〜っとしてる。
昔のはやおき風の絵。
今は自信が無くなったので、こんな表情と構図は描かない。
お堂の縁側。
死にそうな顔になりながらボンヤリ描いたやつ。でも、ボロボロの板とか落ちてる葉っぱとか石とか、生えてる草を描くのは好き。
下駄を取るの図。
この日からはやおきの精神状態が怪しくなってきて、「こんなの描き続けて何になるんだ…?」などと思い始める。
で、最初描いたのはちょっとアレな出来だったので、描き直したのがこれです。
裃(かみしも)の小吉。
この日、はやおきがアルバイトの面接を受けたので、仕事つながりです。
机の上に折り紙が置いてあるのは、『ブレードランナー』(映画)の影響。
麟太郎がかつてお相手を勤めた初之丞様。
小吉の息子・麟太郎。
小吉より小振りで上品なイメージです。
子供時代の小吉(左)と信(右)。
爪を切るの図。
左手に鋏を持たせてしまった…。
スマートフォンで撮った自分をモデルにしたんですが、メチャメチャ顔をしかめてたのでこーなりました。
走る小吉(現代)。
走る図は難しくて、全然走ってるように見えません。
走る小吉。
駆け下りる小吉。
大人の小吉(左)と子供の小吉(右)。
一度目の家出中(はやおきでなく小吉が)に描いたものなんで子供の小吉は14歳のつもりだったのですが、何だか幼くなってしまった。12歳くらいに見える。
8歳~16歳くらいまでの差を描くのは苦手です。
襦袢が小さいの図。
少し前に、ちゃんと着物を描けるようになろうと思って浴衣を仕入れたのですがそれがデカかったので、子供用の襦袢を仕入れたんですがこれは小さ過ぎました。
足元がそのまんま自分なのが良くないです。小吉はもっと洗練された足元をしてるんだ。
しゃがんで上を見てるの図。
寝起きで畳の痕がついてる小吉。
前日酷い絵を描いたのがショックだったので、すでに10日なのに今月20枚描こう!と無謀なことを思い付いた1枚目です。
立ってる小吉。
これの前に、ごく久し振りに一枚絵なんぞ描いて色を塗ってみたんですが、出来が酷くて丸めてポイして、自分の中での挽回として描いたものです。
2023年9月に描いた絵です。
頬を触る時、口開けるよねという絵です。
個人的にはこーゆう図が大好きです。
紙の隅っこに落書いたものなので、実物はこんなに大きくありません。