マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

『夢酔独言』 三十六話 居候・引っ越し・詰めきり

『夢酔独言』   三十六話 居候・引っ越し・詰めきり

 

 謎の新キャラ(三十五話参照)は置いといて、小吉の事情です。

 行くあてもなく困っている青年を、小吉は家に泊めてあげます。その一方で、引っ越しを決意します。

 秋になり、兄の信州出張へ付いて行くことになった小吉。兄・彦四郎は体調不良で、小吉に仕事を任せることに…?

 

f:id:hayaoki6:20181114153827j:image

続きを読む

『夢酔独言』 三十五話 湯屋の株

『夢酔独言』   三十五話 湯屋の株

 

 無職の小吉の手元に、40両もの大金があるのはなぜか。

 これより本所・浅草であちこちの世話をして、界隈の顔役になっていく小吉ですが、その最初のエピソードです。

 

f:id:hayaoki6:20181113224132j:image

続きを読む

『夢酔独言』 三十四話 道場破り

『夢酔独言』 三十四話 道場破り

 

 小吉の発案で、男谷兄弟や近所の剣術道場の弟子たちが、他流試合を始めます。他流試合とは、流派の違う剣術遣いが試合をすること。

 やるのは小吉とその仲間たちなので、他流派の師匠に体当たりしたり、試合を断わられて暖簾を切ったり表札を持ち帰ったりと、やりたい放題です。

 

f:id:hayaoki6:20181112233646j:image

続きを読む

『夢酔独言』 三十三話 他流試合はいかが

『夢酔独言』 三十三話 他流試合はいかが

 

 小吉17歳、四谷伊賀町平山行蔵先生を訪ねては、武器・武術見学をしたり、昔話を聞いたりして、一方では、剣術道場で伝授を二つもらいます。

 しかしそんな現状に満足しない小吉は、当時一般的でなかった「他流試合」をしようと思いつきます。その提案に、将来剣豪となる甥の男谷新太郎は…。

 

f:id:hayaoki6:20181112233531j:image

続きを読む

和柄コレクション 紅葉・銀杏

今週のお題「紅葉」

 

 紅葉模様は、秋の模様です。和柄では、モミジとイチョウが2トップです。

 四季を表す和柄で、世に溢れかえっているので、逆に自分好みのこれというものはあまりないのですが、そのなかでいつくつか素敵で変わっているものを紹介します。f:id:hayaoki6:20181111142041j:image

明治期型染木綿 紅葉に文箱と扇・小菊散らし
続きを読む

『夢酔独言』 三十二話 これだけは聞けない

『夢酔独言』  三十二話   これだけは聞けない

 

 17歳になった小吉、四谷伊賀町に住む武辺者・平山行蔵先生に会いに行きます。滅多に人に会わないという、平山先生に会うための小吉の秘策とは…。

 ※このお話は、時系列的には前回(三十一話)の続きですが、内容は全編『平子龍先生遺事』になっています。

 

f:id:hayaoki6:20181111144205j:image

続きを読む

『夢酔独言』 三十一話 四谷伊賀町の武辺者

『夢酔独言』 三十一話 四谷伊賀町の武辺者

 

 年が明け、小吉は17歳になりました。

 正月、小吉は男谷兄弟の弟・忠次郎に剣術の試合を申し込みますが、ボロ負けして、「団野(直心影流)」に弟子入りを決めます。

 一方、男谷兄弟からもたらされた、平山行蔵という武辺者の話。小吉、会いに行きます。

 

f:id:hayaoki6:20181110231420j:image

続きを読む