和柄コレクション 宝尽くし
おめでたい和柄といえば、「宝尽くし」。さまざまな縁起物を詰め込んだ模様です。
江戸~大正時代の型染サンプルと消しゴムはんこ、それぞれの宝物の解説付き。
・地白型染木綿、宝尽くし
江戸~明治時代初期の型染木綿です。
宝尽くしのうち、左から宝袋、七宝、丁子、分銅です。
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『夢酔独言』のマンガをすでに約1300ページ描いている私・はやおきですが、いわゆる「時代劇マンガの描き方」というのを勉強したことがありません。今年の夏に一念発起それ系の参考書を買いましたが、袋に入れたまま、放置していました。
しかし、いよいよマンガも完結し、清書を始めなければ2023年の勝海舟生誕200周年に間に合いません。
そこで…。私が「時代劇マンガの描き方」を勉強し、同じく時代劇マンガを描きたい皆様にレクチャーします!
なぜレクチャーまでするのかと言うと、人に教えるには、それ以上に自分が理解できていることが必要だから!こいつはメチャ理解できるぞやっほー!ということです。
第一回は「男女の着物」!
一冊の本ちょろっと見るだけでもだいぶ要素があったので、袴とか羽織とか帯とかもやりたかったんですが、今回はざっくり「着物」について解説します。
※ただし、半分自分のための解説なので、「江戸時代の着物」の解説となっています。明治中期以降の着物を描きたい方は注意です!
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『夢酔独言』とは・・・勝海舟の父親、勝小吉が、「男たるもの決しておれの真似をしないがいい」と書き遺した自伝。不良ふしだらに過ごした半生を反省すると見せかけて、大半のエピソードがいつの間にか悪行自慢にすり替わっている。読み書きの基礎がないため口語体で書かれており、そのお陰で現代語訳なしでもそこそこ読めるという、日本文学史のカモノハシ的存在。
このブログでマンガが読めます。
さて、そんな『夢酔独言』ですが、いくら現代語訳なしで読めるといっても、やはり江戸時代の人が書いた文章ですから、馴染みのない言い回し、用語がままあります。
この記事では、『夢酔独言』原作を楽しく読んでもらうための、また、マンガ版でよくわからない用語の解説ページといたします。
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