マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

『夢酔独言』 百四十話 娘の名は夢

『夢酔独言』 百四十話 娘の名は夢

 

  弘化二年(西暦1846)春、麟太郎(後の勝海舟)は両親の元を離れ、赤坂へ引っ越します。しかし生活は困窮を極め、麟太郎には相変わらず収入のあてがない。

 翌年秋、麟太郎夫婦に長女が誕生し、二人は娘を夢酔(小吉)に見せに行きます。

 娘の名は…。

 

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『夢酔独言』 百三十九話 麟太郎、妻を取る

『夢酔独言』 百三十九話 麟太郎、妻を取る

 

  弘化二年(西暦1845)、9月。夢酔(小吉)の息子・麟太郎(後の勝海舟)が結婚します。相手は、薪炭屋兼質屋「砥目屋(とのめや)」の娘・民。

    しかし、薪炭屋と仮にも武士である勝家とは、身分が釣り合いません。そこで夢酔が取った手段とは…?

 

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ペン入れ練習:2019年7月

ペン入れ練習:2019年7月

 

 7月はネーム作業をサボっていたと見えて、21枚も描いています。

 青ボールペンで描いてみたり、そのせいでスキャンすると何も写っていなかったり、マジックでしょーもないオマケ漫画を描いたりと、もはやペン入れ練習になっていませんが、バラエティーだけは豊かなラインナップとなっています。

 ご覧くださいませ。

 

 

 

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高島秋帆先生。

長崎で儲けて、私財を投じて西洋の砲術研究に打ち込んでいたころのイメージ。

決して男前な顔立ちではありませんが、自信に満ちた立ち姿は格好いいです。

 

 

 

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ペン入れ練習と消しゴムはんこと小吉くん人形:2019年6月

 

ペン入れ練習と消しゴムはんこと小吉くん人形:2019年6月

 

 

    この月はネーム作業にかかっていたのか、ペン入れした絵が、5枚しかありません。

    なので、同じ月に制作した消しゴムはんこと、ちょんまげアングル確認のための小吉くん人形の画像を載せておきます。

 

 

 

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傘をさす小吉。

家にある蛇の目傘に、モデルをやってもらいました。ボロボロなので、完全に開くと壊れそう。

 

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ペン入れ練習:2019年5月

ペン入れ練習:2019年5月

 

 ペン入れの練習として描いた一枚絵(イラスト)です。

 描いた人の解説付き。

 全部で13枚あります。

 

 

 


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勝小吉の娘・はなと順。

はなは小吉が20代後半あたりの子供で、順は小吉が34歳の時の子供、麟太郎の13歳年下です。

事実はともかく、かわいけりゃいいのだの精神です。

 

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ペン入れ練習:2019年4月

ペン入れ練習:2019年4月

 

 マンガ『夢酔独言』のネーム(シャーペン書きの下書き)が終われば、当然清書=ペン入れをする作業が控えています。

    ところが、はやおきは、このブログを立ち上げて(2018年10月末)から、ブログ記事を作成したり、ネームをかいたりするばかりで、ロクにペンを握っていません。

    そこで、当座のネーム公開の目標だったドラマ『小吉の女房』の放送期間も終了した(現在NHK総合にて、毎週土曜日18:05〜再放送中です!)今年4月から、ペン入れの練習を始めました。

 

    前置きが長くなりましたが、はやおきが4月に描いたペン入れ練習の絵をまとめました。言い訳めいた解説付きです。

 全部で17枚あります。

 

 

 

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かわいい小吉。

「いつもなんやかんやで劇画調になるけど、若い女の子ウケするような、線が少なくてポップな絵が描きたい!」という願望で描いた絵です。

…いやまぁ、確かに線が少なくてポップではあるけども…。

 

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『夢酔独言』 百三十八話 西洋狂い

『夢酔独言』 百三十八話 西洋狂い

 

 天保十三年(西暦1842)、勝麟太郎20歳。

 永井青崖(ながいせいがい)先生、都甲斧太郎(つこうおのたろう)先生のもとで蘭学修行に励んでいた麟太郎でしたが、この年の10月長崎の蘭学者高島秋帆(たかしましゅうはん)が捕まり、江戸へ護送されてきます。

 蘭学者が捕まった!」という衝撃が、世間に広がり…。

  

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