マンガで読める『夢酔独言』

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勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

「ずぼんぼ」を作ってみた

「ずぼんぼ」を作ってみた

 

 『小吉の女房』ファンの皆様、第6話で「ずぼんぼえ」を知ってから、毎晩踊ってらっしゃる方もいることとおもいます。

 そもそも、「ずぼんぼえ」とは何か?

 

【ずぼんぼ】とは…。

    獅子舞・虎の恰好をした紙製玩具。和紙を箱型につくって胴とし、足先に蜆(しじみ)の殻を付けて重しとしたもので、団扇(うちわ)などで風を送って踊らせる。天明(1781〜1789)年間に江戸浅草で売り出された。名は獅子舞の囃子(はやし)に由来。

 

 はやおきは基本グーグル先生より電子辞書に聞く派なので、電子辞書に聞いたら「ずぼんぼえ」はなかったのですが、「ずぼんぼ」が出てきました。

 「ずぼんぼえ」を元にしたおもちゃが、「ずぼんぼ」のようです。

 

 ほほう…。

 

 レッツ工作!

 

 

 

 

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「和紙とシジミと書いてあったので、律義に和紙とシジミを買いました。今考えると、コピー用紙でよかったです。


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シジミはおいしくいただきました。


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殻。


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箱状の胴体を作り、足の材料を4本分切り出します。

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強度を出すため足のパーツを半分に折り、四隅に貼り付けます。せっかく和紙を仕入れたのに、接着にセロテープをガンガン使います。だって糊がなかったんだもの。

セロテープを使うと、シジミの塗装がはがれまくりです。

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シジミと頭を付けて完成。

最初、まっすぐの足先にシジミを付けた代物だったんですが、味のある動きをするものの、生まれたての小鹿のようにすぐ倒れてしまうので、足先を折って、その上にシジミを載せました。安定感抜群ですが、あおいでもただ滑っているだけのような、とっても微妙な感じです。

動画を撮りました。人生初。

ところが載せようと確認すると、しょーもない私語&生活音が入りまくっており、泣く泣くカットしました。音も収録されるのか…。

やる気があれば撮り直しますが、そもそも需要はあるのか。

 

 

 

結論

 

もっと面白味のあるおもちゃは、江戸時代にも他にいろいろあったと思います。

でも、作ってみると、その素朴さが、江戸時代に本当にあったって感じがしました。あと、子供の工作にいいかも。ただし、純朴なお子さん向け。

現場からは以上です。