マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

『小吉の女房』 ストーリー・キャスト紹介

 

『小吉の女房』 ストーリー・キャスト紹介

 

 2019年1月11(金)20:00より、BSプレミアムにてドラマ『小吉の女房』が放送スタートします。

 この記事では、『小吉の女房』のストーリー、キャストと、ドラマの原案にもなった『夢酔独言』での、登場人物ごとのエピソードを紹介します。

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『夢酔独言』 九十六話 麟太郎、将軍の側近になる

『夢酔独言』 九十六話 麟太郎、将軍の側近になる

 

 小吉、36歳、息子・麟太郎(後の勝海舟)15歳。

 麟太郎はかつて江戸城で、11代将軍家斉の孫・初之丞様(麟太郎の2歳年下)のお相手をしていました。

 時は流れ、初之丞様が御三卿のひとつ・一橋家に養子入りし、当主になります。初之丞様が元服すれば、麟太郎に士官のチャンスがあるとの話に、色めきたつ小吉。しかしそのためには、小吉が隠居して、麟太郎に家督を譲らなければいけません。

 

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『夢酔独言』 九十五話 小吉、詐欺師を騙す

『夢酔独言』 九十五話 小吉、詐欺師を騙す

 

 小吉の友達から金を巻き上げ、姿をくらました「品用師」。話を聞いた小吉が、品用師の宿を訪ねます。

 品用師に会ったこともない小吉でしたが、品用師の親玉をかたり、品用師を騙し返します。

 

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『夢酔独言』 九十四話 品用師

『夢酔独言』 九十四話 品用師

  

 当時、寺から金を借りる仲介をすると言っては、武士から前礼金を騙し取っていた「品用師(ひんようし)」と呼ばれる詐欺師。

 小吉の友達も、次々に金を取られ…。

 小吉VS詐欺師、前編です。

 

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『夢酔独言』 九十三話 直に戻って来おるぜ

『夢酔独言』 九十三話 直に戻って来おるぜ

 

 前回までのおさらい:吉原の仮宅「佐野槌屋」にて、銭座(鋳銭所)の息子とケンカをした小吉。いろいろあって武器を持った30人の男に囲まれ、大ピンチ!

※ただただ小吉がケンカしているだけのお話です。

 

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『夢酔独言』 九十二話 怖くって名も呼べぬ

『夢酔独言』 九十二話 怖くって名も呼べぬ

 

 吉原の仮宅にて銭座(鋳銭所)の息子とケンカになり、店の2階から息子を放り投げた小吉。銭座勢一同が長鉤を持って押し寄せて、大ゲンカがスタートします。

 長鉤を持った30人に対し、刀を抜いて互角に闘う(本人談)小吉ですが、脚気をわずらった足が痛みます。

 

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『夢酔独言』 九十一話 その名を知らぬ者はない

『夢酔独言』 九十一話 その名を知らぬ者はない

 

 小吉36歳。息子・麟太郎は15歳、長女はなに、次女順も産まれました。と同時に、持病の脚気も悪化してきます。

 天保八年(西暦1837)二月、大火で吉原遊郭が焼失。小吉は仮宅(かりたく)へ通います。あるとき、銭座(=鋳銭所)の息子とケンカになった小吉。息子を店の二階から投げ落とします。すると銭座の手代たちが仕返しに押し寄せてきて、小吉は30人相手に一人で叩き合うことに。…脚気で足が痛いのに、闘えるのか?

 

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