マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

マンガ『夢酔独言』目次⑤ 壮年編・上(小吉24~30歳)

 マンガ『夢酔独言』の五十四~七十五話が、ここから読めます。

 小吉が24~30歳、息子・麟太郎3~9歳までのエピソードです。「壮年編」全部で50話ほどあるので、『夢酔独言』で最も有名な「幼い頃の勝海舟が犬に噛まれて死にかける」ところまでを上としてまとめます。

 このあたりから、数話にまたがる話も増えてきます。各エピソードあらすじ付き。

 麟太郎(後の勝海舟)についての話には、★印を付けました。

 

 

 

・五十四話 二十四歳で隠居も早過ぎる

 

  21歳で座敷牢に閉じ込められてから、3年経った。小吉は3歳になる息子・麟太郎に家督を譲って隠居しようとするが、父親に諭され、思いとどまる。 

 小吉の二度目の就活が始まった。

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・五十五話 本におれの息子か?★

 

  未だ息子の顔も見たことがない小吉。ふと思い立って、兄の家まで息子に会いに行く。

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・五十六話 恩を怨で消すのが世間のならい

 

  兄の家の庭から、外へ引っ越した小吉。人の世話はしても自分の家は治まらない小吉に、ある老人が「これからは怨(うらみ)を恩で返して見ろ」と言う。小吉がその通り実行してみると…。

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・五十七話 親父の親父の死

 

  26歳の時、小吉の心の拠りどころだった父・平蔵が死去。「がっかりして、何もいやになった」。

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●亥の日講シリーズ(五十八~六十話)

 

  本所猿江吉田神社の神主から、「亥の日講」のメンバーを集めてほしいと頼まれた小吉は、一年半で5、600人集める。ところが亥の日講の当日、友達をこき使った神主に小吉が腹を立て、途中で仲間を連れて帰ってしまう。翌日あらためて宴会が開かれるが…。

 

・五十八話 亥の日講

 

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・五十九話 おれは酒は一向呑まぬ

 

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・六十話 それから続けて十三杯呑んだ

 

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・六十一話 平子龍先生遺事

 

  小吉と平山行蔵先生との、最後のエピソードです。

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・六十二話 誰が書く

 

  『平子龍先生遺事』を妻・信に代筆させた小吉だが、ある晩、死んだ友達の小説家・柳亭種彦の夢を見る。まだ、書いていないことはないか。

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●麟太郎の御殿勤めシリーズ(六十三・六十四話)

 

  勝海舟が7歳の時、江戸城にスカウトされて、大奥で暮らすようになったきっかけのエピソードです。

 

・六十三話 麟太郎のお庭拝見★

 

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・六十四話 息子が先に出世する★

 

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・六十五話 小林隼太の顛末

 

  かつて剣術試合で小吉に負けたのを逆恨みし、闇討ちにしようとつけ狙った小林隼太だが、とうとう小吉の手下となる。

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●殿村南平シリーズ(六十六~六十八話)

 

  友達の家で知り合った殿村南平が御番入(ごばんいり=武士としての就職内定)の祈祷をすると知って、弟子入りをした小吉。

 ある時、富くじの当籤番号を祈祷する南平を見て、小吉は自分にも出来る、と言い出す。

 六十七話では、後年、息子・麟太郎が南平を訪ねます。

 

・六十六話 祈禱師に弟子入り

 

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・六十七話 小吉、 悪霊を退治する

 

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・六十八話 南平は息子の師匠★

 

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・六十九話 小吉、人間を切る

 

  死罪人の首切り浪人「山田浅右衛門」は、首を切った胴体で、刀の試し切をするという。小吉は山田浅右衛門に弟子入りをする。

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・七十話 地主ともめてお引っ越し

 

  「代官になりたい」と言う地主に、「お前様にはご無理だ」と言い放った小吉、土地を追い出される。

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●麟太郎犬に噛まれるシリーズ(七十一~七十五話)

 

 御殿勤めをしていた麟太郎は、9歳の時、両親の元へ帰ってきます。その年、麟太郎は病犬に噛まれて生死の境をさまよいます。その時、小吉は「始終おれが抱いて寝て、他の者には手を付けさせ」ませんでした。

 

・七十一話 帰って来た息子★

 

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・七十二話 犬に食われた息子★

 

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・七十三話 命は今晩にも受け合えぬ★

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・七十四話 息子の命はおれが受け合う★

 

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・七十五話 看病★

 

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 「壮年編」下は、小吉が剣術道場道具市で幅を利かせたり、地主の世話をして貧乏になったりケンカをしたり、詐欺師を騙したり兄と揉めたりした末、37歳で隠居するまでのエピソードです。

 七十六話「女房の乱心」に続きます。小吉が不倫します。

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