マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

マンガ『夢酔独言』目次⑦ 隠居編

 マンガ『夢酔独言』の百一~百七話までが、ここから読めます。

 小吉37歳、息子・麟太郎16歳。小吉が隠居してから、『夢酔独言』最大のスペクタクル長編シリーズ「上坂編」が始まる前の、気楽かつ自由な日々です。今までもそうだった気もするけど。

 各話あらすじ付き。★マークの話には、麟太郎(後の勝海舟)が登場します。

 

 

 

・百一話 小吉の乱心★

 

  小吉、37歳。春、隠居して麟太郎に家督を譲り、あとは息子の出世を見守るばかり…と思っていたら、同年(天保九年)5月、息子が仕えるはずだった前将軍の孫・一橋慶昌様が死去、出世の望みが消える。怒り狂った小吉は…。

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・百二話 家を出まする★

 

  士官の道が閉ざされた麟太郎は、剣術修行のため、勝の家を出る。弟子入り先は、最速で男谷道場の免許皆伝になった凄腕の剣術遣い・島田虎之助。

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・百三話 おれをはめたのは誰か

 

  長兄・彦四郎に檻に入れられそうになり、隠居した小吉。ふと思うに、「おれがこうなったのは、誰かが大兄へあることないこと吹き込んだからだ」と思った小吉、次兄の三男・正之助に探りを入れてみると…。

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・百四話 千両博奕

 

  友達から、博奕で大金が入るからと、ボディーガードを頼まれた小吉。博奕がきらいな小吉は、「いやだ」とことわるが…。

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・百五話 金をくれと言うための手紙だぜ

   小吉が29歳の時、揉めてケンカ別れになった前の地主。果たして小吉の言葉通り失脚して困っていた地主を、小吉はたずねるが…。

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・百六話 島田虎之助に会いに行く

 

  息子・麟太郎の剣術の師匠・島田虎之助。まだ会ったことのない小吉は、九州出の虎之助の「たましいを抜かしてやろう」と思い、ド派手な格好で島田道場を訪ねる。堅物の虎之助は、「浅草へ行こう」という小吉の誘いを断るが…。

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・百七話 島田虎之助の吉原めぐり

  断る虎之助を、ムリヤリ吉原へ連れて行く小吉。ムリヤリ寿司をおごり、酒タバコを飲ませ、女郎遊びのお供をさせる。

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 百八話からの「上坂編」は、『夢酔独言』最大のスペクタクル長編シリーズです(2回目)。

 地主岡野家に新しく雇われた大川丈助。丈助は岡野家の支払いをことごとく立て替えるが、一年半経ったころ、岡野家に返済を迫る。支払えない岡野家と強引に返金を訴える丈助が揉めに揉め、見るに見かねた小吉がはるばる大坂の桶野家の領地の村まで大金を取りに行きます。領主のためとはいえ当然大金を出したくない村方と、借金をしてまで金を取りに来た小吉の攻防が繰り広げられます。竹槍に囲まれたり、雨乞いをしたり、果ては切腹までする小吉。でも、まだ『夢酔独言』を書いてないぞ!

 

 百八話「後の孫一郎もまたふしだら」に続きます。

 道楽者だった先代の地主・岡野孫一郎。跡を継いだ新・岡野孫一郎もまた、道楽者でした。

 

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