マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

壮年編

『夢酔独言』 七十三話 命は今晩にも受け合えぬ

『夢酔独言』 七十三話 命は今晩にも受け合えぬ 病犬に金玉を噛まれた息子・麟太郎(海舟)。傷は縫いましたが、命の保証はできないと医者から告げられる勝一家。妻の信や婆殿、家来たちは悲しみますが、小吉はその様子を見て激怒します。

『夢酔独言』 七十二話 犬に食われた息子

『夢酔独言』 七十二話 犬に食われた息子 勝小吉30歳、息子・麟太郎9歳。 習い事に行く道中で、麟太郎が犬に噛まれました。 塾近所の家で手当てを受ける麟太郎の元へ、小吉が駆けつけます。 手術のために駕籠で家に帰る小吉と麟太郎。傷は縫いましたが、…

『夢酔独言』 七十一話 帰って来た息子

『夢酔独言』 七十一話 帰って来た息子 7歳の時、江戸城にスカウトされ、将軍の孫・初之丞様のお相手をすることになった麟太郎(後の勝海舟)。2年のお城勤めの後、勝家に帰って来ました。 さっそく学問を始める麟太郎に、獰猛なアレが襲い掛かる…!

『夢酔独言』 七十話 地主ともめてお引っ越し

『夢酔独言』 七十話 地主ともめてお引っ越し ところで小吉は家作(借家)暮らしですが、地主さんが「代官になりたい」と言い出します。「代官はお前様には無理だ」と懇切丁寧に意見を言う小吉、当然地主さんと揉めます。

『夢酔独言』 六十九話 小吉、人間を切る

『夢酔独言』 六十九話 小吉、人間を切る 友達に話を持ちかけられ、処刑人・山田浅右衛門の弟子になった小吉。浅右衛門の弟子になれば、斬首した後に残った胴体で、試し切りが出来るという…。

『夢酔独言』 六十八話 南平は息子の師匠 

『夢酔独言』 六十八話 南平は息子の師匠 今回のお話は、小吉の息子・勝海舟の発言をまとめた本『氷川清話』を元に構成したものです。 彼の父親・小吉と親しかった、殿村南平のその後。

『夢酔独言』 六十七話 小吉、悪霊を退治する

『夢酔独言』 六十七話 小吉、悪霊を退治する 怪しい祈禱師・殿村南平に弟子入りをし、祈祷の方法を習っていた小吉。 ある時小吉は、南平主催の、富くじの当たり番号当てのための祈祷会場に居合わせます。 「ひとつ、おれがやってみせようか」…小吉、寄せ加…

『夢酔独言』 六十六話 祈禱師に弟子入り

『夢酔独言』 六十六話 祈禱師に弟子入り 柳島妙見の帰り、友達の家で殿村南平という怪しい男と知り合った小吉。小吉の信仰対象や死霊について言い当てる南平に、すっかり感心する。小吉は御番入(役職をもらうこと)の祈祷もする南平に弟子入りをし、金をつ…

『夢酔独言』 六十五話 小林隼太の顛末

『夢酔独言』 六十五話 小林隼太の顛末 かつて試合で負けた腹いせに小吉を闇討ちにしようとしたでおなじみの、小林隼太の再登場です。 なんやかんやで小吉の弟子(小吉談)になった小林隼太。小吉が家やら道場やらを世話しますが、アウトロー気質は変わらず…

『夢酔独言』 六十四話 息子が先に出世する

『夢酔独言』 六十四話 息子が先に出世する 麟太郎(7歳)の就職先が、江戸城に決まりました。小吉と妻の信は、喜んで支度をします。 一方、父親である小吉は、無職のままで…。

『夢酔独言』 六十三話 麟太郎のお庭拝見

『夢酔独言』 六十三話 麟太郎のお庭拝見 文政十二年(西暦1829)、勝小吉28歳、息子・麟太郎7歳。 江戸城にての、お庭拝見に参加する麟太郎。そこでの言動がもとで、麟太郎は江戸城に呼び出されることに…!

『夢酔独言』 六十二話 誰が書く

『夢酔独言』 六十二話 誰が書く 時は流れて、小吉、(一時的に)42歳。妻・信に『平子龍先生遺事』を書かせ、「書くべきことはみな書いた」と満足します。その日、小吉は死んだはずの柳亭種彦に会います。

『夢酔独言』 六十一話 平子龍先生遺事

『夢酔独言』 六十一話 平子龍先生遺事 時はさかのぼって、小吉18,9歳の頃のお話です。 四谷伊賀町に住んでいる平山行蔵先生の家を訪ね、武辺の話や武器・甲冑を見学していた小吉。 そんな先生との別れの日が来ます。

『夢酔独言』 六十話 それから続けて十三杯呑んだ

『夢酔独言』 六十話 それから続けて十三杯呑んだ 亥の日講の宴会で無礼な振る舞いがあったと、神主の吉田兵庫を叱った小吉。それを見た兵庫の甥・源太郎が売ったケンカを買い、小吉は刀を抜いて源太郎を追いかける。 源太郎は逃げ帰るわ、小吉は何度に押し…

『夢酔独言』 五十九話 おれは酒は一向呑まぬ

『夢酔独言』 五十九話 おれは酒は一向呑まぬ 亥の日講の宴会で、神主の吉田兵庫の振る舞いに腹を立て、仲間を連れて途中退席した小吉。翌日仕切り直しをするも、今度は、公衆の面前で兵庫を説教した小吉に兵庫の甥・大竹源太郎が激怒。源太郎が売ったケンカ…

『夢酔独言』 五十八話 亥の日講

『夢酔独言』 五十八話 亥の日講 小吉、26歳の冬。 吉田神社の神主・吉田兵庫に「亥の日講(こう)」のメンバーを募ってほしいと頼まれた小吉は、武士から町人、百姓まで、1年半で150余人集めます。 いよいよ亥の日講が催され、講中(こうちゅう=講の…

『夢酔独言』 五十七話 親父の親父の死

『夢酔独言』 五十七話 親父の親父の死 小吉の父親・平蔵の危篤の知らせがもたらされました。小吉は真崎の稽古場から、平蔵の隠宅へ駆けつけますが…。 通常より6ページ長い特別編です。

『夢酔独言』 五十六話 恩を怨で返すのが世間のならい

『夢酔独言』 五十六話 恩を怨で返すのが世間のならい 今まで兄の家の庭に家を建てて住んでいた小吉ですが、24歳の年、割下水に引っ越し(元の家を移築)ます。しばらくの間、天野左京という人の家の二階を借りて暮らす小吉。そこでも揉め事の世話をします…

『夢酔独言』 五十五話 本におれの息子か?

『夢酔独言』 五十五話 本におれの息子か? 3歳になる息子に家督を譲ろうとして、怒られてやめた小吉。就職活動に励む毎日ですが、うまくいかず。そんなある日、小吉は、隣接する兄の家に住んでいるという息子が本当にそこに居るのか、確かめに行きます。そ…

『夢酔独言』 五十四話  二十四歳で隠居も早過ぎる

『夢酔独言』 五十四話 二十四歳で隠居も早過ぎる 21歳の秋檻に入れられた小吉は、24歳の冬を迎えます。3歳の息子に家督を譲ろうとして父に怒られ、就職活動を始めますが…。