マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

マンガ『夢酔独言』目次⑧ 上坂編

マンガ『夢酔独言』の百八~百二十二話が、ここから読めます。 小吉37歳冬の大川丈助と岡野孫一郎の騒動から、摂州へ行って御願塚村で金談をし、江戸へ帰るまでのエピソードです。 「上坂編」全体と、各話あらすじ付き。 ・あらすじ 29歳の時本所・入江…

和柄コレクション 春の野草

和柄コレクション 春の野草 春の和柄といえば、桜や藤、牡丹がメジャーですが、タンポポやスミレなど、野草類の和柄もあります。図案化された模様として使われたり、春の風景として、蝶と組み合わされたりもします。この記事では、浮世絵の中の着物に使われ…

マンガ『夢酔独言』目次⑦ 隠居編

マンガ『夢酔独言』の百一~百七話までが、ここから読めます。 小吉37歳、息子・麟太郎16歳。小吉が隠居してから、『夢酔独言』最大のスペクタクル長編シリーズ「上坂編」が始まる前の、気楽かつ自由な日々です。今までもそうだった気もするけど。 各話…

マンガ『夢酔独言』目次⑥ 壮年編・下(小吉30~37歳)

マンガ『夢酔独言』の七十六~百話までが、ここから読めます。 小吉30~37歳、息子・麟太郎が9~16歳の頃のエピソードです。 小吉が不倫したり、地主の世話をして無一文になったり、10年ぶりに会った二番目の兄と揉めて殺されかけたり、吉原で大ゲ…

浮世絵アート 浮世絵に登場する例の箱を作ってみた

浮世絵アート 浮世絵に登場する例の箱を作ってみた 皆様は、「浮世絵に登場する例の箱」というのをご存知でしょうか。 これです(後ろに物騒なモノが写り込んでるけどお気になさらず)。 はやおきは何冊か江戸時代の和綴じ本を持っているのですが、家の中を…

和柄コレクション 桜の和柄① 古典 

今週のお題「桜」 和柄コレクション 桜の和柄① 古典 和柄の代表格のひとつ、桜。春の季語ですが、春に限らず、また男女問わず、さまざまな模様やモチーフと組み合わされます。 この記事では、絵草子、古伊万里、型染木綿など、江戸~明治時代の古い物に描か…

マンガ『夢酔独言』目次⑤ 壮年編・上(小吉24~30歳)

マンガ『夢酔独言』の五十四~七十五話が、ここから読めます。 小吉が24~30歳、息子・麟太郎が3~9歳までのエピソードです。「壮年編」全部で50話ほどあるので、『夢酔独言』で最も有名な「幼い頃の勝海舟が犬に噛まれて死にかける」ところまでを上…

『夢酔独言』 百三十三話 島田虎之助、江戸へ来る

『夢酔独言』 百三十三話 島田虎之助、江戸へ来る 夢酔(=勝小吉)が書いたぶんの『夢酔独言』本編は終わりましたが、小吉の人生はもうちょっとだけ続きます。「麟太郎編」では主に、『夢酔独言』が執筆された天保十四年(西暦1843)から小吉死去の年ま…

マンガ『夢酔独言』目次④ 家出編2

マンガ『夢酔独言』の四十七~五十三話が、ここから読めます。 小吉21歳夏の、二度目の家出のエピソードです。 初っ端から身ぐるみをはがされ、無一文になって物乞いをしながら続けた14歳の時の一度目の家出とは違い、21歳の小吉は、計画的かつ悪質に…

マンガ『夢酔独言』目次③ 青春編

マンガ『夢酔独言』の二十六~四十六話が、ここから読めます。 小吉16~21歳までのエピソードです。初めての吉原、甥の男谷新太郎(後の男谷精一郎信友)とのケンカに道場破り、平山行蔵先生との交流、兄・彦四郎のお供で信州へ行って仕事を手伝ったり、…

マンガ『夢酔独言』目次② 家出編

マンガ『夢酔独言』の十一~二十五話までが、ここから読めます。 小吉が13~14歳までのお話です。十一話が13歳の時のプロローグ(前置き)で、十二~二十五話が、14歳の4ヶ月間の家出エピソードになっています。 各話短いあらすじ付き。 ・十一話 …

『小吉の女房』 最終話「小吉、隠居して夢酔となる」感想・『夢酔独言』的解説

BS時代劇『小吉の女房』 最終話「小吉、隠居して夢酔となる」の感想と、ドラマの原案にもなった勝小吉の自伝『夢酔独言』の内容を照らし合わせた解説をまとめました。 ・あらすじ 後年「天保の改革」と呼ばれる時代がやってきた。ぜいたくへの粛正が始まり、…

『小吉の女房』 最終話「小吉、隠居して夢酔となる」感想速報

『小吉の女房』 最終話「小吉、隠居して夢酔となる」感想速報 ドラマを観ながら、リアルタイムで書きました。

『夢酔独言』 百三十二話 決しておれの真似をばしないがいい

『夢酔独言』 百三十二話 決しておれの真似をばしないがいい 『夢酔独言』本編最終回です。 夢酔(=勝小吉)の半生の反省と、子孫へのアドバイスとは。

マンガ『夢酔独言』 予告絵(九十八~百三十二話)

初めてあるいはいつも「マンガで読める『夢酔独言』」を訪問してくださる皆様、広報&マンガ制作担当のはやおきです。 はやおきはマンガの宣伝のためTwitterをやっているのですが、そこで九十八話目あたりから急に気が向いて、毎回「今日の予告」と称して、A…

『夢酔独言』 百三十一話 父のあきらめ、息子の功名心

『夢酔独言』 百三十一話 父のあきらめ、息子の功名心 いよいよ『夢酔独言』を書き始める父・夢酔(=小吉)と、色欲と功名心に駆られる息子・麟太郎、それぞれの新生活です。

『夢酔独言』 百三十話 地球中の小国

『夢酔独言』 百三十話 地球中の小国 天保十四年(西暦1843)、夢酔(=小吉)がついに『夢酔独言』を書き始めます。一方、世界地図を目にする麟太郎(後の勝海舟)。その時の感想は、意外なものでした。

『夢酔独言』 百二十九話 お前様を離しはしませぬ

『夢酔独言』 百二十九話 お前様を離しはしませぬ 一話飛ばして百二十七話で倒れた夢酔(=小吉)。一命はとり留めましたが、そんな小吉に、天保の改革が襲いかかります。

『小吉の女房』第7話 「お信、花魁の文使いになる」 感想速報

『小吉の女房』第7話 「お信、花魁の文使いになる」 感想速報 ドラマを観ながら、リアルタイムで書きました。 ※今日は何だか字が汚いですが、ご容赦くださいませ。

『小吉の女房』第7話 「お信、花魁の文使いになる」  感想・『夢酔独言』的解説

『小吉の女房』第7話 「お信、花魁の文使いになる」 感想・『夢酔独言』的解説 NHKBS時代劇『小吉の女房』第7話の感想と、ドラマの原案にもなった勝小吉の自伝『夢酔独言』と照らし合わせた解説をまとめました。 『小吉の女房』第7話 「お信、花魁の文使…

『夢酔独言』 百二十八話 麟太郎、鉄になる

『夢酔独言』 百二十八話 麟太郎、鉄になる 前回のオチで主人公が倒れましたが、そんなことはお構いなしに、息子・麟太郎(勝海舟)の修行エピソードです。鉄になります(本人談)。

『夢酔独言』 百二十七話 夢酔、倒れる

『夢酔独言』 百二十七話 夢酔、倒れる 急に夢酔(=小吉)の元に金が集まりだしますが、サブタイトルの前では、無力でしかありません。主人公、倒れます。

『夢酔独言』 百二十六話 息子の座禅、父の物欲

『夢酔独言』 百二十六話 息子の座禅、父の物欲 夢酔(=小吉)39歳、麟太郎18歳。 麟太郎が座禅を始ますが、片や小吉は、またまた散財の予感です。

『夢酔独言』 百二十五話 夢酔ストレスフル

『夢酔独言』 百二十五話 夢酔ストレスフル 39歳の春、他行留(たぎょうどめ=外出禁止)を言い渡された小吉。夏になり、不満とワガママが爆発します。

「ずぼんぼ」を作ってみた

「ずぼんぼ」を作ってみた 『小吉の女房』ファンの皆様、第6話で「ずぼんぼえ」を知ってから、毎晩踊ってらっしゃる方もいることとおもいます。 そもそも、「ずぼんぼえ」とは何か? 【ずぼんぼ】とは…。 獅子舞・虎の恰好をした紙製玩具。和紙を箱型につく…

『夢酔独言』 百二十四話 他行留

『夢酔独言』 百二十四話 他行留 前回、所属していた小普請組に無届けで大阪へ行ったことがバレた夢酔(=小吉)。「他行留(たぎょうどめ、外出禁止)」を言い渡されたその後の生活は…。 一方、息子・麟太郎は白井亨(しらいとおる)に教えを受けます。

『小吉の女房』第6話「お信、鼠小僧の一味になる」 感想・『夢酔独言』的解説

『小吉の女房』第6話「お信、鼠小僧の一味になる」 感想・『夢酔独言』的解説 『小吉の女房』第6話の感想と、原案にもなった勝小吉の自伝『夢酔独言』目線の解説です。感想が「お信(沢口靖子さん)かわいい」しか言ってない気がするけど、まあいいか。 ・…

『小吉の女房』第6話「お信、鼠小僧の一味になる」感想速報

『小吉の女房』第6話「お信、鼠小僧の一味になる」の感想速報です。ドラマを観ながら、リアルタイムで書きました。

『夢酔独言』 百二十三話 最後の喧嘩

『夢酔独言』 百二十三話 最後の喧嘩 大川丈助騒動の翌年、夢酔(小吉)38歳。ケンカのし過ぎ、吉原へ行き過ぎで隠居に追い込まれた小吉でしたが、晴れて隠居して、ケンカし放題、吉原行き放題です。 暇を持て余していた小吉は、島田虎之助の勧めで、香取…

『夢酔独言』 百二十二話 髷を切って江戸へ帰る

『夢酔独言』 百二十二話 髷を切って江戸へ帰る 550両と引き換えに、供の一人、猪山勇八郎を村方へ差し出すことになった夢酔(=小吉)一行…しかしそんな約束、小吉が守る訳がない! 一方、江戸では姑である婆様が、危篤状態で…。