マンガで読める『夢酔独言』

マンガで読める『夢酔独言』

勝海舟の父親・勝小吉の自伝『夢酔独言』がマンガで読めるブログです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

『夢酔独言』 六十九話 小吉、人間を切る

『夢酔独言』 六十九話 小吉、人間を切る 友達に話を持ちかけられ、処刑人・山田浅右衛門の弟子になった小吉。浅右衛門の弟子になれば、斬首した後に残った胴体で、試し切りが出来るという…。

『夢酔独言』 六十八話 南平は息子の師匠 

『夢酔独言』 六十八話 南平は息子の師匠 今回のお話は、小吉の息子・勝海舟の発言をまとめた本『氷川清話』を元に構成したものです。 彼の父親・小吉と親しかった、殿村南平のその後。

『夢酔独言』 六十七話 小吉、悪霊を退治する

『夢酔独言』 六十七話 小吉、悪霊を退治する 怪しい祈禱師・殿村南平に弟子入りをし、祈祷の方法を習っていた小吉。 ある時小吉は、南平主催の、富くじの当たり番号当てのための祈祷会場に居合わせます。 「ひとつ、おれがやってみせようか」…小吉、寄せ加…

『夢酔独言』 六十六話 祈禱師に弟子入り

『夢酔独言』 六十六話 祈禱師に弟子入り 柳島妙見の帰り、友達の家で殿村南平という怪しい男と知り合った小吉。小吉の信仰対象や死霊について言い当てる南平に、すっかり感心する。小吉は御番入(役職をもらうこと)の祈祷もする南平に弟子入りをし、金をつ…

『夢酔独言』 六十五話 小林隼太の顛末

『夢酔独言』 六十五話 小林隼太の顛末 かつて試合で負けた腹いせに小吉を闇討ちにしようとしたでおなじみの、小林隼太の再登場です。 なんやかんやで小吉の弟子(小吉談)になった小林隼太。小吉が家やら道場やらを世話しますが、アウトロー気質は変わらず…

『夢酔独言』 六十四話 息子が先に出世する

『夢酔独言』 六十四話 息子が先に出世する 麟太郎(7歳)の就職先が、江戸城に決まりました。小吉と妻の信は、喜んで支度をします。 一方、父親である小吉は、無職のままで…。

『夢酔独言』 六十三話 麟太郎のお庭拝見

『夢酔独言』 六十三話 麟太郎のお庭拝見 文政十二年(西暦1829)、勝小吉28歳、息子・麟太郎7歳。 江戸城にての、お庭拝見に参加する麟太郎。そこでの言動がもとで、麟太郎は江戸城に呼び出されることに…!

『夢酔独言』 六十二話 誰が書く

『夢酔独言』 六十二話 誰が書く 時は流れて、小吉、(一時的に)42歳。妻・信に『平子龍先生遺事』を書かせ、「書くべきことはみな書いた」と満足します。その日、小吉は死んだはずの柳亭種彦に会います。

『夢酔独言』 六十一話 平子龍先生遺事

『夢酔独言』 六十一話 平子龍先生遺事 時はさかのぼって、小吉18,9歳の頃のお話です。 四谷伊賀町に住んでいる平山行蔵先生の家を訪ね、武辺の話や武器・甲冑を見学していた小吉。 そんな先生との別れの日が来ます。

『夢酔独言』 六十話 それから続けて十三杯呑んだ

『夢酔独言』 六十話 それから続けて十三杯呑んだ 亥の日講の宴会で無礼な振る舞いがあったと、神主の吉田兵庫を叱った小吉。それを見た兵庫の甥・源太郎が売ったケンカを買い、小吉は刀を抜いて源太郎を追いかける。 源太郎は逃げ帰るわ、小吉は何度に押し…

『夢酔独言』 五十九話 おれは酒は一向呑まぬ

『夢酔独言』 五十九話 おれは酒は一向呑まぬ 亥の日講の宴会で、神主の吉田兵庫の振る舞いに腹を立て、仲間を連れて途中退席した小吉。翌日仕切り直しをするも、今度は、公衆の面前で兵庫を説教した小吉に兵庫の甥・大竹源太郎が激怒。源太郎が売ったケンカ…

『夢酔独言』 五十八話 亥の日講

『夢酔独言』 五十八話 亥の日講 小吉、26歳の冬。 吉田神社の神主・吉田兵庫に「亥の日講(こう)」のメンバーを募ってほしいと頼まれた小吉は、武士から町人、百姓まで、1年半で150余人集めます。 いよいよ亥の日講が催され、講中(こうちゅう=講の…

『夢酔独言』 五十七話 親父の親父の死

『夢酔独言』 五十七話 親父の親父の死 小吉の父親・平蔵の危篤の知らせがもたらされました。小吉は真崎の稽古場から、平蔵の隠宅へ駆けつけますが…。 通常より6ページ長い特別編です。

『夢酔独言』 五十六話 恩を怨で返すのが世間のならい

『夢酔独言』 五十六話 恩を怨で返すのが世間のならい 今まで兄の家の庭に家を建てて住んでいた小吉ですが、24歳の年、割下水に引っ越し(元の家を移築)ます。しばらくの間、天野左京という人の家の二階を借りて暮らす小吉。そこでも揉め事の世話をします…

『夢酔独言』 五十五話 本におれの息子か?

『夢酔独言』 五十五話 本におれの息子か? 3歳になる息子に家督を譲ろうとして、怒られてやめた小吉。就職活動に励む毎日ですが、うまくいかず。そんなある日、小吉は、隣接する兄の家に住んでいるという息子が本当にそこに居るのか、確かめに行きます。そ…

『夢酔独言』 五十四話  二十四歳で隠居も早過ぎる

『夢酔独言』 五十四話 二十四歳で隠居も早過ぎる 21歳の秋檻に入れられた小吉は、24歳の冬を迎えます。3歳の息子に家督を譲ろうとして父に怒られ、就職活動を始めますが…。

『夢酔独言』 五十三話 おれの子だよ

『夢酔独言』 五十三話 おれの子だよ 二度目も家出から、江戸に帰った21歳の小吉。妻が妊娠してました&檻に入ることになりました。

『夢酔独言』 五十二話 これはお主を入れる檻

『夢酔独言』 五十二話 これはお主を入れる檻 21歳、二度目の家出をした小吉。遠州掛川の中村帯刀の家に居候していましたが、どういうわけか、甥っ子の新太郎が、掛川まで小吉を迎えに来ました。 で、道中ハプニングもありながら、あっさり江戸の自宅に帰…

『夢酔独言』 五十一話 婿を捜せ

『夢酔独言』 五十一話 婿を捜せ 夏の暑い盛り、家出した小吉は遠州掛川で居候を続けます。一方、江戸では小吉の女房・信が倒れます。 ある時、江戸から掛川に客人が来ると聞いて、座敷の掃除をする小吉。そこへ、小吉の甥、男谷新太郎が現れます。

『夢酔独言』 五十話 元居候の家に居候

『夢酔独言』 五十話 元居候の家に居候 二度目の家出をした小吉、昔江戸で面倒を見た、中村帯刀の家に転がり込みます。とはいえそこに長居する気もなく、性懲りもなく上方(かみがた)へ行こうと思う小吉。ところが、帯刀の家に旅の剣術遣いが現れて…。

『夢酔独言』 四十九話 二度と帰らない

『夢酔独言』 四十九話 二度と帰らない 二度目の家出中の小吉は、三島宿を出て次の宿へ向かいます。「播磨様」を騙って、一人分の料金で大勢人足を雇ったり、駕籠を出させたりと好き放題。 一方、江戸では、小吉が居なくなって大騒ぎです。

『夢酔独言』 四十八話 おれは水戸の使い

『夢酔独言』 四十八話 おれは水戸の使い 二度目の家出中の小吉、箱根の関所を越え、三島宿へ入ります。ところが三島宿では、お代官のお触れで一人旅は宿泊禁止。 困った小吉は、宿の役人相手にハッタリをかまし、タダ飯、タダ駕籠、袖の下(お金)をまんま…

『夢酔独言』 四十七話 七年ぶりの箱根

『夢酔独言』 四十七話 七年ぶりの箱根 21歳になった小吉は、相も変わらずケンカと他流試合に明け暮れ、借金のし過ぎで無一文に。現実逃避に吉原通いを続けていましたが、ついに東海道へ高飛びします。 小田原で懐かしい人に会いに行き、盗んだ金を返して…

『夢酔独言』 四十六話 夫婦喧嘩

『夢酔独言』 四十六話 夫婦喧嘩 ※このお話はフィクションです。実在の勝小吉及び『夢酔独言』とは、最初の一コマ以外、一切関係ありません。

『夢酔独言』 四十五話 無一文だから吉原へ行こう

『夢酔独言』 四十五話 無一文だから吉原へ行こう 小吉は20歳になりましたが、相変わらず他流試合にケンカに吉原三昧で、付き合いのために借金ばかりしていたら、とうとう無一文になってしまいました。こうなったら、現実逃避に吉原へ行くしかありません。

『夢酔独言』 四十四話 田舎者

『夢酔独言』 四十四話 田舎者 小吉、19歳夏の出来事です。 遠州掛川から、江戸の石川瀬兵衛次という剣術遣いを追って来たという神社の息子・中村帯刀が小吉の家に居候することに。しかし、小吉の家には客人をもてなす余裕はありません。

昔の人はチャラかった!? カッテンティーゲが見た意外な幕末の日本人像

ファン・カッテンティーゲは、幕末に長崎海軍伝習所で、オランダから派遣されて武士たちに航海術などを教えました。彼は二か月間の長崎滞在中の日記を、1860年に出版しました。 その中でカッテンティーゲは、当時の日本人を総括して、 「日本人チャラ過…

『夢酔独言』 四十三話 私の新刊をあげる

『夢酔独言』 四十三話 私の新刊をあげる かつて、湯屋の転宅を世話して40両もらった小吉。それはさておき、吉原で戯作者・柳亭種彦と知り合います。

『夢酔独言』 四十二話 闇討ちより暮れの取り立てが怖い

『夢酔独言』 四十二話 闇討ちより暮れの取り立てが怖い 男谷道場に新しく弟子入りした小林隼太を、試合で負かした小吉。その結果、小林隼太から命を狙われるようになりました。 暮のこと、親類へ金を借りに行く小吉の眼前に、小林がいきなり刀を突きつけま…

『夢酔独言』 四十一話 言い分はござりませぬがお命頂戴

『夢酔独言』 四十一話 言い分はござりませぬがお命頂戴 小吉が信州へ行っている間、男谷道場へ弟子入りした小林隼太という男が、皆を馬鹿にしているという話を聞いた小吉。風邪をおして小林隼太と試合をします。その結果、なぜか命を狙われるはめに…。